【巨人】 大城卓三が国内FA権行使せず残留決断「今のチームメートと一緒に日本一になりたい」

残留することを決断した大城卓三捕手

 巨人の大城卓三捕手が12日、今季取得した国内フリーエージェント権(FA)を行使せず、残留することを決断した。球団から正式発表された。

 大城卓はシーズン終了後からFA権行使の有無についてギリギリまで熟考していたが、来季も愛着のある巨人のユニホームに袖を通すことを決断。この日の夕方に球団に意思を伝えた。「この期間、ジャイアンツでの7年間を思い返しながら熟考した中で、やっぱりジャイアンツでプレーを続けたい、今のチームメートと一緒に日本一になりたいとの強い思いは変わりませんでした。来季もジャイアンツの一員として、リーグ連覇、そして日本一に向けて、これまで以上に頑張りたいと思います」と球団を通じてコメントした。

 大城卓はNTT西日本から17年ドラフト3位で入団。強打の捕手として出場機会を増やしていき、23年には打率2割8分1厘、16本塁打の成績を残した。今季は96試合で打率2割5分4厘、3本塁打、27打点。捕手、一塁で出場しながら4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。背番号24が連覇に向けて力を尽くしていく。

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