NYダウ、184ドル安の4万2011ドル…イスラエルとイラン対立激化への懸念から一時300ドル超下落

 【ニューヨーク=小林泰裕】3日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比184・93ドル安の4万2011・59ドルだった。イスラエルとイランの対立激化への懸念から、一時300ドル超下落した。

ニューヨーク証券取引所

 イランのミサイル攻撃に対し、イスラエルが近く報復を開始するとの見方が強まっている。石油施設が標的となり、原油価格が高騰してインフレ(物価上昇)が再燃するとの懸念も売りにつながった。

 航空機大手ボーイングやネット通販大手アマゾン・ドット・コムなどが値下がりした。

 IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は6・64ポイント安の1万7918・48だった。

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