さらにパワーアップ! アウディ新型「SQ5」世界初公開 3代目に進化した高性能ミドルSUVは367馬力を発生

アウディ新型「Q5」をベースにした高性能モデル、新型「SQ5」が世界初公開されました。どんなモデルに進化したのでしょうか。

ドイツでの車両価格は8万2900ユーロ(約1330万円)から

 アウディAGは2024年9月2日、ミドルSUV「Q5」および「SQ5」をフルモデルチェンジ、新型を世界初公開しました。

世界初公開されたアウディ新型「SQ5」

世界初公開されたアウディ新型「SQ5」

 Q5はアウディのDセグメントSUVで、初代は2008年に世界初公開、日本でも2009年5月に発表されました。

 2代目モデルは2017年に登場、2020年にはクーペSUV「Q5スポーツバック」も登場しています。

 SQ5は、Q5の高性能バージョンで、初代Q5から設定されています。

 今回世界初公開された新型SQ5は、3代目となるモデルです。

 新プラットフォーム「PPC(プレミアム・プラットフォーム・コンバスジョン)」を採用、PPCの柔軟性により、アウディは将来のモデルに独自の特徴を与えることができるといいます。

 新型SQ5に搭載されるエンジンには、高効率のMHEV plusテクノロジーを採用。

 48Vの電気システムを備えた新たなMHEV Plusシステムには、内燃エンジンをサポートしCO2排出量を削減すると同時に、パフォーマンスと快適性を向上します。

 PTG(パワートレインジェネレーター)は、最大24馬力・230Nmの電力を生成。赤信号などでエンジンがオフの状態でもエアコンがフルパワーで動作し続け、車内を快適に保つことが可能です。

 MHEV plus搭載車のリチウムイオンバッテリーは1.7kWh容量で、減速時にはパワートレインジェネレーター(TSG)が最大25kWのエネルギーを回生します。

 搭載されるエンジンは従来同様3リッターV型6気筒TFSIですが、最高出力は従来モデルよりも10kW増の270kW(367馬力)、最大トルクは50Nm増の550Nmを発生します。

 駆動方式はクワトロ(AWD)で、トランスミッションは7速Sトロニック(7速DCT)が組み合わされます。

 サスペンションにはスポーツサスペンションを標準採用。オプションでエアサスペンションを用意します。

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 新型SQ5は、2025年第1四半期にドイツ、およびヨーロッパ諸国で発売される予定で、2024年9月からドイツで注文が可能になります。

 新型SQ5のドイツでの車両価格は、8万2900ユーロ(日本円で約1330万円。ドイツの付加価値税VAT19%込)からとなっています。

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