ノルウェー海軍の“韓国製補給艦” イギリス海軍の空母に洋上補給実施 実は両者に“共通点”が?

史上最大同士の共演

ともに2019年に就役

 北大西洋条約機構(NATO)の海上部隊を束ねる「NATO海上司令部(MARCOM)」は2024年10月9日、ノルウェー海軍の補給艦「モード」が、イギリス海軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」に洋上補給を行う模様を公式X(旧Twitter)で公開しました。

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「モード」による「プリンス・オブ・ウェールズ」への燃料補給の様子(画像:NATO)。

 補給艦「モード」は、2019年に就役した補給艦で、韓国の造船会社ハンファオーシャン(建造時の社名は大宇造船海洋)により建造されました。全長183m、排水量2万7941トンを誇ります。現在は、第1NATO常設海上グループ(SNMG1)の旗艦を務めています。

 一方、空母「プリンス・オブ・ウェールズ」は、クイーン・エリザベス級空母の2番艦として、同じく2019年に就役。全長284m、満載排水量6万7699トンを誇り、ステルス戦闘機であるF-35Bをはじめとする艦載機を最大48機搭載できます。

 実は「モード」と「プリンス・オブ・ウェールズ」には、とある共通点があります。それはどちらも、「両国の海軍史上最大の軍艦」であるということです。今回の洋上補給は、まさに「史上最大同士」の共演だったというわけです。

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