「日独伊」の軍艦が並んだ!海自が貴重なショット公開 来日したイタリア空母にドイツ海軍「最大級」艦船も

見事な並びが実現!

欧州との連携強化

 海上自衛隊・護衛艦隊は2024年9月4日、日・独物品役務相互提供協定(日独ACSA)の締結後、初めて護衛艦「おおなみ」がドイツ海軍補給艦「フランクフルト・アム・マイン」から洋上補給を受けたと発表。この2隻とイタリア海軍の軽空母「カブール」が並走する画像を公式Xで公開しました。

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イタリア海軍の軽空母「カブール」。2024年8月に横須賀基地に来航した(画像:イタリア海軍)。

 2024年8月30日、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、海上自衛隊、オーストラリア海軍、イタリア海軍、ドイツ海軍、フランス海軍は、共同訓練「ノーブル・レイブン24-3」を実施しました。ここで日独伊3か国の艦船の並びも実現したようです。
 
 公開された画像では、補給艦「フランクフルト・アム・マイン」が護衛艦「おおなみ」と空母「カブール」と並走し、蛇管(ホース)を使用して洋上補給を行っています。「フランクフルト・アム・マイン」は、満載排水量が2万240トンにおよぶドイツ海軍最大級の艦艇で、船体中央部に他艦艇への燃料・物資補給用装置を備えています。
 
 日独ACSAは、自衛隊とドイツ軍の間で、物品や役務の提供を円滑に行うことを目的とした協定。2024年7月12日から効力が発生しています。

 今回実現した貴重な並びは、欧州各国がアジア太平洋地域でのプレゼンスを重視していることのあらわれと言えそうです。

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