レア艦2隻!? ドイツ海軍「最新鋭」と「最大級」の軍艦が一挙に東京港へ

3年前の「バイエルン」とは外観全然違う!

フリゲートと補給艦が揃って東京へ

 ドイツ海軍のフリゲート「バーデン=ヴュルテンベルク」と補給艦「フランクフルト・アム・マイン」が2024年8月20日、江東区青海にある東京国際クルーズターミナルに寄港しました。

「バーデン=ヴュルテンベルク」は、2013年12月に進水、2019年6月に就役した新鋭フリゲートで、4隻建造された「125型フリゲート」の1番艦になります。全長149.5m、幅18.8m、排水量は7316トン。おもな武装は、127mm単装砲1基、27mm機関砲を2基、「ハープーン」対艦ミサイル発射機、RAM近距離対空ミサイルなどです。

 なお、船体後部にはヘリコプターの発着甲板と格納庫を備え、艦載ヘリコプター2機の運用能力も有しています。

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東京港に姿を見せたドイツ海軍のフリゲート艦「バーデン=ヴュルテンベルク」(深水千翔撮影)。

 一方、「フランクフルト・アム・マイン」は、2001年1月に進水、2002年5月に就役した大型補給艦で、全長173.7m、全幅24.0m、満載排水量は2万240トン。艦中央部に他艦艇への燃料・物資補給用装置を備えているほか、国際標準規格の20フィートコンテナや40フィートコンテナを搭載できるスペースを甲板上に有しているのが特徴です。また病院船機能も有しており、館内には病床として94床が確保されているといいます。
 
 2隻は東京国際クルーズターミナルに25日まで滞在し、夜間は電灯艦飾が行われる予定です。

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