加藤勝信氏「国民所得倍増」重ねて強調、実現性に疑問の声も「プランある」総裁選演説会

自民党総裁選(27日投開票)に立候補した9氏が12日に臨んだ所見発表演説会で、加藤勝信元官房長官(68)は公約に掲げた「国民の所得倍増」の実現に重ねて強い意気込みを示した。加藤氏は出馬を表明した10日の記者会見で「所得倍増」の言葉を18回繰り返したといい、「多くの反響をもらった。『そんなことができるのか』という厳しい声ももらった。しかし、実現するプランがある」と述べ、非正規雇用の正規化や賃上げ、成長産業への投資強化など自身の政策に言及した。

選択的夫婦別姓を巡る議論については「家族同姓制度は守っていくべきだ」と述べた上で、「法律で旧姓を使い続けることのできる『旧姓続称制度』はあり得る。おおいに議論して責任もって答えを出したい」と述べた。

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