小泉進次郎氏「伝えたいことが明確に伝わるよう努力」 環境相時代の言葉の「軽さ」問われ

自民党の小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区=は6日、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した記者会見で、環境相時代の言葉の「軽さ」を指摘される場面があった。小泉氏は「環境相時代の発言が適切に伝わらなかったら反省する。今後そういったことがないように、伝えたいことが明確に伝わるように努力したい」と釈明した。

小泉氏を巡っては、環境相時代に「気候変動問題はセクシーに」と発言。記者との質疑応答が分かりづらいとして「ポエム」「進次郎構文」と揶揄(やゆ)された経緯がある。

また、会見では、令和3年10月に環境相を退任して以降の3年間で首相に十分な資質を備えたのかどうかも問われた。小泉氏は「国民の皆さんに判断してもらうことだ」と述べた上で、「首相は目的ではなく手段だ。毎年の政治の『ルーティン』で、(経済財政運営の指針)『骨太の方針』の微修正の積み重ねで次の時代に間に合う気がしない。政策の強度と速度を抜本的に上げていき、その思いを判断してもらうことだ」と強調した。

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