小泉進次郎氏、未熟さ指摘され…「肝に銘じる」「過去同様の質問記者は花束くれる関係に」

自民党の小泉進次郎元環境相(43)=衆院神奈川11区=は6日、党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した記者会見で、政治家として未熟さや経験値の低さを指摘された際、「私に足らない所があるのは事実だ。完璧でないことも事実だ」と述べた上で「足りない所を補ってくれる最高のチームを作る。その上で、今まで培ってきたもので各国のリーダーと向き合う、そういったものは私はある」と反論した。

会見では年配のフリーランス記者が小泉氏に対し、「この先、首相になってG7サミット(先進7カ国首脳会議)に出席したら、知的レベルの低さで恥をかくのではないか。皆さん心配している。国力の低下にならないか」などと挑発的に質問した。

小泉氏はフリーランス記者の名前を尋ねた上で、「このような指摘を受けたことを肝に銘じて、これから『あいつマシになったな』と思ってもらえるようにしたい」と語った。

その上で、令和元年の環境相就任時を振り返り、「同じような質問を最初の記者会見で指摘された。2年間環境相を務めた後に、そのベテランの記者からは退任の時に花束をもらう関係になった。(質問したフリーランス記者とも)そうなれればうれしい」と語った。環境相退任時にベテラン記者から「マシになった」などと評価されたかどうかについては言及しなかった。(奥原慎平)


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