いまどき必要? キャディーへ“チップ”を「渡す」「渡さない」論争 一般ゴルファーからはさまざまな声が

本サイトが9月30日に配信した「令和のゴルフにキャディーへの“チップ”は必要? ぶっちゃけ『渡す』『渡さない』でサービスに差は生まれる??」という記事に寄せられた多くのコメントを一部抜粋して紹介します。

「キャディーさんのありがたみがよくわかるので心付けを渡しますね」

 本サイトが9月30日に配信した記事「令和のゴルフにキャディーへの“チップ”は必要? ぶっちゃけ『渡す』『渡さない』でサービスに差は生まれる??」に多くのコメントが寄せられました。

チップの有無を問わずキャディーへの“感謝”は絶対に必要 写真:PIXTA

チップの有無を問わずキャディーへの“感謝”は絶対に必要 写真:PIXTA

 記事の概要は、キャディーにチップを渡すかどうかで「サービスに違いが生じるのか?」といった疑問について解説したもの。

 海外ではチップを渡す文化が一般的であるのに対し、日本はバブル時代の慣習の名残りでいまだに渡している人もいるようです。サービスに違いが生じることはないものの、記事では令和の現在、その慣習に絶対従う必要はありませんが、キャディーへの感謝を忘れてはならないとしています。

 コメント欄では、本人の判断に任せるといった意見が多いようです。近年はセルフプレーが主流になりつつありますが、実際にキャディー付きでゴルフをしている人は、どのような気持ちでチップを渡しているのでしょうか。以下、コメントの一部を抜粋して紹介します。

「ビギナーや歩くのが遅いベテランと一緒に回る時は、キャディーさんのありがたみがよくわかるので心付けを渡しますね」

「初心者とラウンドする時は『迷惑かけるかもしれません』と言う意味で、仲間内で回るときは『よろしくね』の意味を込めて渡す」

「チップをあげることに楽しみを感じているので、気のきいたポチ袋に入れて渡しています」

 このように、キャディーに対する感謝の気持ちをチップという形で伝えているようです。また、中身は基本現金が多く、ドリンクやグッズを買って渡す人もいました。

「茶店でドリンクやキャディーさん用のグッズを買って渡している」

「新人のキャディーさんがハツラツとして気持ちが良かったのでお礼を渡ししました。とても喜んでもらえたし、こちらも楽しいラウンドでした」

「ホームコースでは茶店でビールを渡してます。知り合いはホームコース以外のゴルフ場だと3千円と決めて渡しているそうです」

「500円玉をマーク代わりにして、プレー終了後にあげるという方法を長年続けている。途中の売店で買っても相手が何を喜ぶか分からないから」

 そのほかにも、QUOカードやチョコレート、クッキーといったお菓子を渡すというコメントも。また、チップを渡すかどうかはそのキャディーの働きで判断するといった厳しめの意見もありました。

「素早く動いたり、クラブをその都度洗ったり拭いたりするような気の利いたキャディーなら、感謝の気持ちと楽しくプレーできたお礼として飲み物やボールをあげます」

日本にチップ文化は必要ないとの声もちらほら

 中には少数であるものの、チップそのものの文化に疑問を抱いている意見も寄せられています。

「個人の判断に任せればいい。チップを渡すようになったのは、バブル時に金が余っていた男が格好つけるためにやっていただけ。日本はチップを渡す文化はないし、渡す渡さないかは当人の判断でいいはず」

「見栄でチップを渡すのは止めてもらいたい」

「今の日本にはチップ文化がないのだから、キャディーさんにもチップを渡す必要はない。単純に渡したい人が渡せばいいのでは?」

 一方で、実際にキャディーをやっていると思われる人からの意見もあり、「プレー後にチップをもらった日は仕事が認められたようでうれしくなります」「チップをもらえるとうれしいですよね! そのお客さんがリピーターになってくれるといつも以上にサービスしたくなります!」といったコメントも。

 令和の現代、チップの有無でキャディーのサービスに差が生まれることはないですし、渡さなかったからといって何か問題が生じることもありません。

 しかし、キャディーはゴルファーにとって心強い味方であることに変わりはないはず。チップを渡すかどうかの判断は人それぞれの気持ちで決まるのかもしれませんが、時代を問わず「感謝の思いを持つ」ことは、すべてのゴルファーに求められる心持ちと言えそうです。

ジャンルで探す