ステーションワゴンがゴルファーズカーの最適解!? スバル「レヴォーグSTI Sport R」をゴルファー目線でチェック!

スバルが得意とするステーションワゴンの系譜を継承するレヴォーグ。そのハイパフォーマンスモデルといえるのがSTI Sportだ。レヴォーグSTI Sport Rは、2.4リッター直噴ターボ“DIT”エンジンを搭載し、外装、内装の全てにこだわり抜いたチューニングが施される。

圧倒的なパワーでゴルフ場までの往復がストレスフリー

 スバルが得意とするステーションワゴンの系譜を継承するレヴォーグ。そのハイパフォーマンスモデルといえるのがレヴォーグSTI Sportだ。

 STI Sportとは、モータースポーツへの挑戦を通じて技術を磨いているSTI(スバル テクニカ インターナショナル)によりチューニングされたモデルに与えられる称号である。走りはもとより、外装・内装にいたるまで入念に仕上げられている。

ゴルフにはステーションワゴンが一番!? スバル「レヴォーグSTI Sport R」のゴルフユーティリティーをチェック

ゴルフにはステーションワゴンが一番!? スバル「レヴォーグSTI Sport R」のゴルフユーティリティーをチェック

 レヴォーグSTI Sport Rに搭載される、水平対向2.4リッター直噴ターボ“DIT”エンジンのパフォーマンスは圧倒的。トルクフルで力強い加速が高回転域まで途切れなく続く爽快感は特筆もの。ゴルフ場までのドライブで遭遇するあらゆる道路環境を、ストレスフリーで走り抜けることができるはずだ。

 もちろん、街中など加減速の多い日常ユースでも扱いやすい。トランスミッションはこのエンジンに合わせて開発した「スバルパフォーマンストランスミッション」を組み合わせる。エンジンとのきめ細かな協調制御によって素早く変速する応答性のよさが身上だ。

 エンジンのハイパワー化に対応する足回りはしなやかにチューニングされ、高速走行でもフラットな乗り心地で快適さを失わない。エクステリアは225/45R18タイヤと18インチアルミホイール、STI Sport専用のフロントバンパーフロントグリルなどで存在感を際立たせている。

 インテリアはレッドステッチの本革巻きステアリングホイールや、本革巻シフトレバーでスポーティな演出が施される。

ステーションワゴンならではの実用的な荷室空間

 荷物を積み込んで出かけることを前提に設計されるステーションワゴンは、スバルが伝統的に強みを発揮してきたジャンル。レヴォーグにも十分な荷室空間が与えられている。

 VDA測定法による荷室容量は561リッター(カーゴフロアボード上部:492リッター、サブトランク:69リッター)という大容量(メーカー公表値)。容量もさることながら、ゲート開口部が広いことも使い勝手の向上に貢献している。

後席を分割して前倒しすることで荷室空間を拡大。ゴルフバッグ3本ならこんな感じ

後席を分割して前倒しすることで荷室空間を拡大。ゴルフバッグ3本ならこんな感じ

 キャディバッグなどのかさばる大きな荷物も積み込みやすい。カーゴフロアボード下のサブトランクを活用すれば、底面から天井までは1105ミリの高さになる。買い物袋などを吊り下げられるフックを4カ所設けるなど配慮も行き届いている。

 ハンズフリーオープンパワーリヤゲートを標準装備しているので、両手がふさがっていても自動でテールゲートが開くのはありがたい。アクセスキーを携帯しリヤの六連星オーナメントにヒジなど体の一部を近づけるだけでリヤゲートが開く。リヤゲートを閉めると同時に全ドアを施錠するロックシステムも採用している。

 長尺物はリヤシート分割して倒すことができ、フルサイズのキャディバッグを難なく積み込める。ゴルフ場まで乗員と荷物を積み込んで快適なドライブを約束する。

広々としたラゲッジスペース。トノカバーを引けば荷物は外から見えなくなる

広々としたラゲッジスペース。トノカバーを引けば荷物は外から見えなくなる

主要諸元(STI Sport R EX)
全長_全幅_全高:4755×1795×1500ミリ ◆車両重量:1640キロ ◆エンジン形式:水平対向4気筒ターボ ◆総排気量:2387cc ◆エンジン最高出力:202kW(275ps)/5600rpm ◆エンジン最大トルク:375N・m(38.2kg-m)/2000-4800rpm ◆ミッション:CVT ◆WLTCモード燃費:11.0キロ/リッター ◆定員:5人

車両価格
502.7万円(STI Sport R EX)

※一部修正しました(11月13日17時02分)

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