「お好み焼きもたこ焼きも食べた」ZOZOで来日のシャウフェレが“第二の故郷”を満喫「日本に来るのはいつも楽しみ」

「ZOZOチャンピオンシップ」開幕2日前の22日、世界ランク2位のザンダー・シャウフェレ(米)が記者会見に出席し意気込みを語った。

今季は「全米プロ」と「全英オープン」を制覇

◆米国男子プロゴルフ

ZOZOチャンピオンシップ 10月24~27日 アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉県) 7079ヤード・パー70

 米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」が、24日から4日間の日程で開催される。開幕2日前の22日、世界ランク2位のザンダー・シャウフェレ(米)が記者会見に出席し意気込みを語った。

23年大会のザンダー・シャウフェレ 写真:Getty Images

23年大会のザンダー・シャウフェレ 写真:Getty Images

 母が日本育ちの台湾人で、祖父母は東京・渋谷在住という日本と縁の深いシャウフェレ。「日本での試合は家族がたくさん来てくれるので、東京オリンピックでも金メダルを獲れた時はとてもうれしかった」と21年の快挙を振り返る。

「日本に来るのをいつも楽しみにしている」と、今回の会場に入る前にも日本で観光を楽しんだという。まず、大阪に2日間滞在し道頓堀などに出向き、京都でも2日間に渡って神社仏閣巡りや、温泉を楽しんだ。「お好み焼きもたこ焼きも食べて、すごくおいしかったです。たくさんチャージができた」と笑顔で話した。

 今年は5月「全米プロ」、7月「全英オープン」と2つのメジャーを制覇して日本に乗り込んできた。「自分の夢が叶った年になりました。メジャーを1年に2勝するということは本当に特別なこと。24年はとても思い出深い年になった」と改めて1年を振り返った。「全英」の優勝カップは祖父母に見せるために日本に持ってきている。

「ZOZO」には10位タイで終えた第1回から欠かさず出場を続けている。「2019年大会はたくさんのギャラリーがいて特別感を感じました。メジャーのようにも感じました。本当にすごい年だったと思います」と振り返る。

 今年のコースの仕上がりについては、「グリーンはすごく速いですが、 雨の状況によってはコンディションも変わるかな。雨や風が強く出たらスコアは少し上がるんじゃないかな」と印象を語った。

「4番の長いパー4や、5番のパー3、9番(パー4)、12番(パー4)、16番(パー3)、17番(パー4)など、5~6ホールは必ずパーで上がりたいホールがあって、そこではしっかりパーを獲るとことが大切」と攻略のポイントを挙げる。

「その時々ベストを尽くしてプレーして、初日から決勝ラウンドに向けて着々調子を上げていきたい」と“第二の故郷”での躍動を誓った。

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