「お帰りなさい」 馬場咲希のシーズン完走報告にコメント殺到! ツアー昇格は持ち越しも奮闘をねぎらう“温かい声”が続々

プロゴルファーの馬場咲希(ばば・さき)が自身のインスタグラムを更新。米ツアー下部のエプソンツアーを主戦場とした今シーズンを振り返りました。

「無事に今シーズンを終えることができました」

 女子プロゴルファーの馬場咲希が自身のインスタグラムを更新。現在の心境を明かしました。

今季の戦いを終え1年を振り返った馬場咲希(写真は昨年のJLPGAプロテスト) 写真:Getty Images

今季の戦いを終え1年を振り返った馬場咲希(写真は昨年のJLPGAプロテスト) 写真:Getty Images

 9日の投稿で馬場は「2024年EPSON TOURのシーズンが終了しました!」と報告。

 最終戦の「エプソンツアー選手権」では、首位と1打差の2位で最終日を迎えたものの、スコアを伸ばしきれず8位タイでフィニッシュ。ポイントランキング18位でシーズンを終え、同15位以内に与えられる来季のLPGAツアー出場権は、12月に行われる最終予選会まで持ち越す結果となりました。

 投稿では「まず初めに私の挑戦を支えていただいたスポンサーの皆様、本当にありがとうございました」「たくさんの方にサポートしていただき、無事に今シーズンを終えることができました」と感謝の思いをコメント。

 続けて「プロとして結果にこだわる気持ちや、毎週続く試合、日本で何年も掛かって作ってもらった練習環境や満足な練習時間がない事を悩んだ」とつづり、シーズンを通して調子を維持することの難しさや、連戦が続く中での葛藤を打ち明けています。

 さらに、これまで二人三脚で歩んできた父のもとを離れて戦った今シーズンを、「自分のゴルフをしっかりと分析することが難しく、メンタル面での波も感じました」と振り返り、その存在の大きさを改めて感じた様子。

 一方で「悩みながらの最終戦ではとてもしびれる優勝争いができたのでとても勉強になり、いい経験になったと思います!」と、前向きな姿勢も見せました。

 悔しさをにじませた胸の内を明かしながらも、すでに気持ちを切り替え、最後に「また来年に向けてしっかり準備します!」と、力強く意気込みを語った馬場。

 また、プロとしての国内ツアーデビュー戦となる11日開幕の「富士通レディース」に向けては「頑張ります! 応援よろしくお願いします」とメッセージを添え、ファンからは「お帰りなさい」「富士通も同様、エプソンツアー最終戦のように優勝争いしてください」「慣れない土地で頑張りましたね」「まだまだこれからです」など、今後のさらなる活躍を期待する温かい声が数多く寄せられています。

馬場 咲希(ばば・さき)

2005年4月25日生まれ、東京都出身。父親の影響で5歳からゴルフを始める。東京都ジュニアゴルフ選手権(18年)、関東ジュニアゴルフ選手権(19年)、東京都女子アマチュアゴルフ選手権(21年)などで優勝。昨年は全米女子オープンに予選会を経て出場し、決勝ラウンドに進んで49位。8月の全米女子アマでは、日本勢として85年の服部道子以来、37年ぶりとなる優勝を手にした。2023年プロテスト合格。

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