傾斜を利用して「もう少しでホールインワン」! 国内デビュー戦の馬場咲希が首位タイに躍り出るスーパーショットを披露

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が公式X(旧ツイッター)を更新。国内女子ツアー第31戦「富士通レディース」2日目、国内デビュー戦の馬場咲希が13番パー3で見せた「傾斜を利用したスーパーショット」の動画を公開した。

国内デビュー戦での優勝も狙える位置につける馬場咲希

◆国内女子プロゴルフ

富士通レディース 10月11~13日 東急セブンハンドレッドクラブ西コース(千葉県) 6697ヤード・パー72

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が公式X(旧ツイッター)を更新。国内女子ツアー第31戦「富士通レディース」2日目、国内デビュー戦の馬場咲希が13番パー3で見せた「傾斜を利用したスーパーショット」の動画を公開した。

13番パー3で「もう少しでホールインワン」というスーパーショットを魅せた馬場咲希 写真:Getty Images

13番パー3で「もう少しでホールインワン」というスーパーショットを魅せた馬場咲希 写真:Getty Images

 昨年のプロテストに合格、今大会が国内デビュー戦となった馬場咲希。初日は6バーディー1ボギーの5アンダー、首位と3打差の7位タイと期待に応える好発進だった。

 2日目も12番ホールまで4バーディー1ボギーとスコアを3つ伸ばし、首位と一打差に迫って迎えた13番パー3(160ヤード)でギャラリーを沸かせた。

 キレイな放物線を描いた馬場のショットは、グリーン右手前ギリギリに着弾、そこから傾斜を利用してバーディー確実な位置までボールは転がっていった。

 国内デビュー戦で首位に並ぶショットを披露して、ギャラリーからは大きな歓声と拍手が送られた。

 馬場は続く14番パー4でもバーディーを奪取、暫定首位タイでプレーを続けている。もし、国内デビュー戦で優勝となれば、これまでの最速だった笹生優花の2戦目を更新する新記録となる。

馬場 咲希(ばば・さき)

2005年4月25日生まれ、東京都出身。父親の影響で5歳からゴルフを始める。東京都ジュニアゴルフ選手権(18年)、関東ジュニアゴルフ選手権(19年)、東京都女子アマチュアゴルフ選手権(21年)などで優勝。昨年は全米女子オープンに予選会を経て出場し、決勝ラウンドに進んで49位。8月の全米女子アマでは、日本勢として85年の服部道子以来、37年ぶりとなる優勝を手にした。2023年プロテスト合格。

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