馬場咲希は無念の終戦… 昇格を決められずLPGAツアー参戦への切符は12月の“最終予選会”へ持ち越し

来季のLPGAツアー出場権をかけた、下部のエプソンツアー最終戦。馬場咲希(ばば・さき)は首位と1打差の2位で最終日を迎えたものの、スコアを伸ばしきれず通算12アンダーの8位タイでフィニッシュ。ポイントランキング18位に終わり、12月に行われる最終予選会へ回ることになった。

ポイントランキングは大会前と変わらず18位のまま

◆米国女子プロゴルフ

エプソンツアー選手権 10月3~6日 インディアンウェルズゴルフリゾート(カリフォルニア州) 6457ヤード・パー71

 来季のLPGAツアー出場権をかけて、下部のエプソンツアー最終戦に挑んだ馬場咲希だったが、スコアを伸ばしきれずに終わった。

ポイントランキング18位で今季を終えた馬場咲希(写真は昨年のJLPGAプロテスト) 写真:Getty Images

ポイントランキング18位で今季を終えた馬場咲希(写真は昨年のJLPGAプロテスト) 写真:Getty Images

 終了後にポイントランキング15位以内に入ると、来季のツアーカードが得られる「エプソンツアー選手権」。

 3日目を終えて首位に1打差の2位で“初優勝”もかかった最終日。ところが、1番でボギーが先行すると、その後はスコアカード通りのプレーが続く。

 11番もボギーでスコアを伸ばす優勝争いから脱落。13、15、17番と、終盤に3つのバーディーを奪ったが、時はすでに遅かった。

 結局、スコアを1つ伸ばすにとどまり、通算12アンダーでフィニッシュ。優勝したヘザー・リン(台湾)とは4打差の8位タイ。ポイントランキングも大会前の18位のままで、ツアーカードを手にすることはかなわなかった。

 来季のLPGAツアー出場を目指すには、最終予選会(12月5~9日、アラバマ州 マグノリア・グローブGC)に挑む必要がある。

 また、今大会開幕前のポイントランキングで39位の長野未祈、同47位の谷田侑里香の2人は、最終予選会に出られるランキング35位以内を目指したが、最終戦で長野は28位タイ、谷田は37位タイと上位に入れなかった。

 終了後のポイントランキングは、長野が38位、谷田が52位でシーズンを終えている。

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