10月から「ジャケット着用」が再開されている!? 夏ゴルフからの変更点や気を付けておきたいポイントとは?

本格的な秋を迎える10月からは、「ジャケット着用」のドレスコードを再開するゴルフ場が増えてきます。

夏ゴルフとの大きな違いはジャケットの有無

 異常ともいえる暑さが徐々に和らぎ、秋の気配が色濃くなってきた今日この頃。多くのゴルフ場では、「ジャケット着用」のドレスコードが再開されています。

暑さが和らいで、段々とファッションを楽しめる季節に 写真:PIXTA

暑さが和らいで、段々とファッションを楽しめる季節に 写真:PIXTA

 熱中症のリスクが高まる7月〜9月は、普段はドレスコードに厳格な名門コースでも、ジャケットの着用が免除されるケースがほとんどでした。また、多くのゴルフ場ではあらかじめゴルフウエアを着用して来場することも認められていました。

 一方で、10月からは「ジャケット着用」のドレスコードを再開するゴルフ場が増えてきます。うっかりドレスコードに違反してしまうと、レセプションで注意を受けて恥ずかしい思いをしたり、最悪の場合はプレーを断られることもあります。

 では、秋のゴルフ場では、どのような服装がマナーとして求められるのでしょうか。「ゴルフ場への行き帰り」と「ラウンド時」に分けて、改めてチェックしていきましょう。

 まず、初めてのコースや名門と呼ばれるコースを回る場合は、事前に公式サイトでドレスコードをチェックするか、メンバーの方に確認しておくべきでしょう。ゴルフ場の公式サイトでは、「ふさわしい服装」と「ふさわしくない服装」をイラスト入りで紹介していることもあります。

 来場時は、ジャケットまたはブレザーなどを着用することになりますが、注意しておきたいのは「インナー」です。ビジネスシーンでは、ジャケットにTシャツやVネックを合わせることも定番化していますが、多くのゴルフ場ではそれらは「ふさわしくない服装」と見なされてしまいます。

 あくまでも「襟付きシャツ」の着用が原則なので、インナーには長袖シャツやポロシャツなどをチョイスし、ボトムはスラックスやチノパン、ローファーなどの革靴を合わせるようにしましょう。

ラウンド時は温度調節しやすい服装で

 ラウンド時はドレスコードを遵守しつつ、気温の変化に対応しやすいスタイルがオススメです。

 トップスは襟付きのゴルフウエアをベースにしつつ、長袖のインナーや薄手のウインドブレーカーなどを組み合わせれば、どんな時間帯のラウンドでも快適な状態を確保できます。

 近年人気が高まっている襟無しのモックネックも、一部の名門コースを除いて「ふさわしい服装」に含まれているので、取り入れてみるといいでしょう。

 ただし、なかには「ゴルフは襟付きシャツで行うもの」と考える人も存在するため、接待ゴルフなどではモックネックは避けたほうが無難でしょう。また秋ゴルフでは短パンではなく、ロングパンツを着用するようにしましょう。

 そのほかにも、ウインドブレーカーはフード無しのタイプを、モックネックは襟元が低すぎないタイプを選んだほうが、カジュアル感が薄れるので汎用性が高くなります。

 ドレスコードが緩くなっていた夏ゴルフに比べ、秋以降のゴルフシーンではゴルフ場本来の規則に沿った服装が求められます。各コースのドレスコードを遵守し、快適で気持ちのいいラウンドができるよう気を配りましょう。

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