フットジョイ＆BSの「コスパ重視」な2000円以下商品が人気！　2024年8月売れ筋ゴルフグローブベスト5

今、巷ではどんなクラブが売れているのか、なぜ売れているのか？ そんなゴルフ界のトレンドを探るべく、有賀園ゴルフで、売れ筋商品のランキング調査。アイテム別に毎週、レポートをお届けします！　今週は2024年8月のゴルフグローブランキングです。

有賀園ゴルフで2024年8月に売れたゴルフグローブベスト5

　今、売れているゴルフグローブはどのモデルなのか徹底調査。ランキングは有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。最新のギアトレンドが一目で分かります。

第1位　フットジョイ ウェザーソフ（アクシネットジャパン）

　ウェザーソフがさらなる快適フィットと全天候のグリップ力を実現。あらゆる天候においてソフト感が継続、高い耐久性も持ち合わせています。手のひら部分は、天然皮革と同等以上のソフトな感触と耐久性を発揮する素材を採用。ナックル部分にはパワーネットメッシュを採用し、優れた伸縮性と快適性を実現させています。2023年10月発売。オープン価格（実勢価格:1430円、税込み）

高い耐久性とフィット感で多くの支持を集める

　まず、耐久性の高さを評価する方が多いですね。手のひら側の減りやすい部分は、あて布のように二重構造になっているのですが、これを求められる方が結構いらっしゃいます。

　名前のとおり、お天気を選ばず、滑りにくい点も魅力に感じている人も多いですね。

　ナックル部分に伸縮性の高い素材を利用したフィット感のよさも人気を牽引しています。（有賀園ゴルフTHE CLUB 新宿高島屋店・高鹿佑基店長）

第2位　フットジョイ ナノロックツアー（アクシネットジャパン）

　汗や雨でも滑りにくさを実現する極細繊維「ナノフロント」を採用したモデル。現在、販売されているのは、手の平側の表面感をよりソフトにリニューアルしたものです。ベルト部分にはブラックベースに白文字デボス加工(凹加工)を施し、シンプルでスッキリと存在感をアピールしたFJマークが配されたデザインも人気です。2020年10月発売。オープン価格（実勢価格:1760円、税込み）

雨はもちろん汗にも強い滑らないグローブとして安定した人気

　僕もそうなんですが「雨が降ったらこのグローブ」と決めている方も多いです。

　パッと見は、滑りそうなのですが、素材効果でぬれても本当に滑らない。店頭で試していただき、納得して購入していく方が多いです。

　汗でぬれても、滑らない効果を発揮するので、夏も手汗を気にせずに使えると、買いに来る方も目立っていました。（有賀園ゴルフTHE CLUB 新宿高島屋店・高鹿佑基店長）

第3位　タイトリスト スーパーグリップ（アクシネットジャパン）

　ロングセラーモデルがさらなる進化を遂げ、グリップ性能の向上とフィット感アップを実現させました。「デジタルトレッドパターン」を手のひら全面にほどこし、天然皮革を部分的に使用し、強いグリップ力を発揮します。さらに、ナックルエリアには伸縮性の高いスリット素材を熱圧着し、関節へのアタリを軽減、フィット感も向上させています。2019年9月発売。オープン価格（実勢価格:1650円、税込み）

部分的に採用した天然皮革により高いグリップ力とフィット感を実現

　クラブと一番接触する部分に天然皮革のあて布がされていて、グリップ力とフィット感を評価する人が多いですね。

「デジタルトレッドパターン」と呼ばれる加工が、見た目にも滑らない印象を持たせている点も人気の秘密だと感じます。

　タイトリストブランドで手頃な価格なので、練習用グローブとして購入する人も目立ちます。（有賀園ゴルフTHE CLUB 新宿高島屋店・高鹿佑基店長）

第4位　ツアーグローブ2021（ブリヂストンゴルフ）

　素手感覚のフィット感を更に追求した人工皮革を使用した全天候対応のツアーグローブ。柔らかい風合いを追求しながら、グリップ性能も向上。少ない縫製箇所と手のひらに接する生地裏面の加工処理の変更で、快適なつけ心地をかなえています。ロゴマークのカラーバリエーションも豊富で、ウエアとのコーディネートも楽しめます。2021年3月発売、8月追加カラー発売。オープン価格（実勢価格:1870円、税込み）

第5位　ウルトラグリップ（ブリヂストンゴルフ）

　手のひら側全面と、 手に接するグローブ内側の指のツケ根部分にもシリコーンプリントを施し、 内と外の両面から滑りを抑えることで強力なグリップ力を追求したモデルです。 また、 甲側アジャスト部と手のひら側素材を直接縫製する新構造ベルトを採用して、 ホールド感も追求しています。2022年3月発売。オープン価格（実勢価格:1870円、税込み）

「柔らかさを求めるなら白いグローブを選ぶことをオススメします 」（高鹿店長）

　久しぶりのグローブランキングでしたが、多くのみなさんが、滑らないことを基準に選んでいるのがうかがえる順位になりました。

　今回お話するのは、グローブの色についてです。カラフルなモデルもラインアップされていて、ウエアに合わせて色選びを楽しむ方も多いようですが、多くのグローブは白と黒の2色をラインアップしています。

　白いグローブは汚れが目立つという理由で黒をチョイスする方も多いのですが、同じモデルでも色によって、柔らかさに違いが出てくるのをご存知ですか？

　同じモデルで白と黒があった場合、比較してみると黒のほうがわずかながら硬く感じる、という方が一定数いらっしゃいます。僕自身も実際、同じモデルを触って確認してみましたが、確かに黒のほうが硬く感じました。実はこれはグローブの染料が影響しているようなのです。染料の影響で、黒は少し硬くなってしまっているようです。

　白いグローブのほうが柔らかく、手になじみやすい感触があります。今まで、黒いグローブしか使ってこなかったという方には、ぜひ白を試してみて欲しいです。

「汚れが目立つからなあ」という声も聞こえてきそうですが、合成皮革のものは、洗濯も可能なので、ラウンド後にウエアと一緒に洗濯機で洗ってしまえばいいのです。

　柔らかな風合いを求めるのであれば、グローブは白一択です。実際に手で触って、その素材感を確認して、購入してください。

※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上枚数で算出してもらいました。実勢価格は有賀園ゴルフでの最新販売価格です。
取材協力:有賀園ゴルフTHE CLUB 新宿高島屋店