圧倒的な人気! タイトリスト「GT2」&「GT3」が初登場でトップ2を独占 2024年8月売れ筋ドライバーベスト5
今、巷ではどんなクラブが売れているのか、なぜ売れているのか? そんなゴルフ界のトレンドを探るべく、有賀園ゴルフで、売れ筋商品のランキング調査。アイテム別に毎週、レポートをお届けします! 今週は2024年8月のドライバーランキングです。
有賀園ゴルフで2024年8月に売れたドライバーベスト5
今、売れているドライバーはどのモデルなのか徹底調査。ランキングは有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。最新のギアトレンドが一目で分かります。
第1位 タイトリスト GT3 ドライバー(アクシネットジャパン)
独自の新素材ポリマーで構成されたシームレス サーモフォーム クラウン搭載で、各モデルの最適な場所に重量を配置し、スピードと安定性の両方を進化させました。さらに、プレーヤーが好む打感と打音もかなえています。GT3はスピードとコントロールを精密に調整することで飛距離を最大化し、弾道を最適化するように設計されています。2024年8月23日発売。メーカー希望小売価格:10万7800円(税込み)
従来モデルよりもやさしさを感じられるという声が多かった
発売前から予約が多く入っており、発売と同時に一気に本数が上がり、首位になりました。
今回のGTシリーズは従来モデルよりもやさしさを感じられるという声が多く、今までは、よりやさしいモデルとされる「2」で精一杯だったという方も「3が打てる! だったら、見た目のカッコ良さで『GT3』だね」と購入され、少し難しめのモデルが上位になりました。(有賀園ゴルフTHE CLUB 新宿高島屋店・高鹿(こうろく)佑基店長)
第2位 タイトリスト GT2 ドライバー(アクシネットジャパン)
独自の新素材ポリマーの採用で、最適な重心位置と心地よい打球音と打感をかなえたシリーズ。GT2 は、フェース全体でスピードと許容性を発揮できるよう高い慣性モーメントを実現します。アドレス時のクラシックなタイトリスト ドライバーの外観はそのままに、最先端の技術を融合させ、スコアアップをかなえるやさしさも搭載しています。2024年8月23日発売。メーカー希望小売価格:10万7800円(税込み)
打点がバラける人はよりやさしい「GT2」を購入
8月3日から試打クラブが入ってきていたので、首位の「GT3」と打ち比べて、よりやさしさを体感して購入予約という方が目立ちました。
打点がバラけても、飛距離ロスが少なく感じられるという声や、しっかりと球が上がって飛距離が出ていたと評価されていました。
初めてタイトリストのドライバーにするという方は、こちらを選ぶケースが多かったですね。(有賀園ゴルフTHE CLUB 新宿高島屋店・高鹿(こうろく)佑基店長)
第3位 RS MAXドライバー(プロギア)
ゴルフを真剣に楽しむアスリートゴルファー向け「RS(アールエス)」シリーズをフルモデルチェンジ。従来モデルを上回る初速性能と強弾道にやさしさをプラス。『RS MAX』は、シリーズ最大の慣性モーメントで、ブレないヘッドとなっています。曲がり幅を抑え、強弾道で飛ばしたい、フェースローテーションを抑えてスイングするゴルファーにオススメです。2024年7月12日発売。メーカー希望小売価格:9万3500円(税込み)
オートマチックなやさしさを求める人にオススメ
周囲の方が使っているのを見て「飛んで曲がらない!欲しい」と、購入に来られるお客様も増えてきていると感じます。
マックスという商品名のとおり、よりやさしい高慣性モーメントドライバーという印象を持つ人が多いですね。
寛容性が高く、オートマチックに打ちたい人、自分でヘッドを操作しない人に、安心してオススメできるクラブになっています。(有賀園ゴルフTHE CLUB 新宿高島屋店・高鹿(こうろく)佑基店長)
第4位 パラダイム Ai SMOKE Ti 340 MINIドライバー(キャロウェイゴルフ)
現代の大型ヘッドに苦手意識を持つ人や、ドライバーショットで確実にフェアウェイを狙いたいと考えるプレーヤーに向けて、振りやすさ、打ちやすさを提供するように開発されたモデルです。Aiスマートフェース搭載のヘッドは、可能な範囲で投影面積を大きくしたシャロー形状で安心感をもたらし、短めのクラブ長さでミート率の向上も期待できます。2024年7月19日発売。メーカー希望小売価格:7万7000円(税込み)
第5位 パラダイム Ai SMOKE MAXドライバー(キャロウェイゴルフ)
世界中から集めた25万ものスイングデータをインプットして誕生したAiスマートフェースを搭載。スピンや打ち出し角などを最適なものへと補正し、大きな飛距離と直進性の高い弾道をプレーヤーへともたらします。スタンダードモデルの位置づけのこちらには、ヘッド後方にスライド式のウエートを搭載。位置を変えることで、求める球筋に調整が可能です。2024年2月2日発売。メーカー希望小売価格:9万6800円(税込み)
「ドライバーのロフトアップにチャレンジして欲しい」(高鹿店長)
「タイトリストGTシリーズ」がランクインすることは予想していましたが、少し難しめの「GT3」が首位になったのは意外でしたね。ただ、従来のタイトリストユーザーが試打、予約というケースが多かったので、スタートダッシュは「GT3」でも今後はじわじわ「GT2」の売上が伸びてくると予想しています。来月のランキングも楽しみです。
GTシリーズの発売に合わせて、アクシネットさんのフィッティングイベントを開催したのですが、そこで多くのお客様がロフトアップを提案され、今まで9度を使っていたような方が、10度や11度のロフトで打つと、理想的な弾道で飛距離が得られるケースが多く、みなさん納得していつもよりもロフトの大きいモデルを購入されていました。
このロフトアップという考え方は、GTシリーズに限ったことではないと感じています。最近は、ドライバーヘッドもボールも低スピン化を図っているため、スピン量不足に陥っている方が意外に多いのです。
スピンが足りないと、球が上がらなくなり、キャリーが出なくなることで飛距離が落ちてしまうのです。中弾道を好んでいる方も、思っているよりも球の高さを出すことで、キャリーが伸びて飛距離アップにつながるケースも多いのです。
最近のドライバーは、カチャカチャがついているものが多いので、あえて買い替えないでも、ロフトの違いを体感することができます。物は試しで、いつもよりロフトを寝かせたセッティングにしたドライバーで打ってみてはいかがでしょう。
もしかしたら、今よりキャリーが伸びて、トータルの飛距離も伸びるかもしれません。ヘッドとボールの低スピン化に対応してロフトアップ。ぜひお試しください。
※ランキングは、有賀園ゴルフ全店舗、ネットショップも含めての売上本数で、マークダウン商品をのぞいて算出してもらいました。表記価格はメーカー純正シャフト装着モデルです。
取材協力:有賀園ゴルフTHE CLUB 新宿高島屋店
09/10 10:10
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