「私のゴルフスタイルでは…」 河本結が“聖地”での戦いを終え本音を激白 「強くなれる。強くなりたい」とさらなる飛躍へ

プロゴルファーの河本結(かわもと・ゆい)が自身のインスタグラムを更新。29位タイで終えた海外メジャー「AIG(全英)女子オープン」の戦いを振り返りました。

「たくさんの課題に出会わせてもらいました」

◆米国女子プロゴルフ メジャー最終戦

AIG女子オープン(全英女子) 8月22~25日 セントアンドリュース オールドコース(スコットランド) 6784ヤード・パー72

 女子プロゴルファーの河本結が自身のインスタグラムを更新。激戦を終えた現在の心境を明かしました。

通算3オーバーの29位タイで終えた河本結 写真:Getty Images

通算3オーバーの29位タイで終えた河本結 写真:Getty Images

 8月25日に最終ラウンドが行われ、パリ五輪・金メダリストのリディア・コが逆転優勝を果たした「AIG(全英)女子オープン」。

 同大会に2度目の挑戦となった河本は、通算3オーバーの29位タイでフィニッシュ。出場した日本勢19人のうち10人が予選落ちを喫する中、強風が吹き荒れる難しいコンディションに苦しみながらも決勝ラウンド進出を決め、聖地で開催された4日間を戦い抜きました。

 試合後の投稿では「ゴルフ発祥の地では、私の今持っているゴルフスタイルでは上位で戦えませんでした…」とコメント。思い通りのプレーがなかなかできず苦戦を強いられたようで、「本当にたくさんの課題に出会わせてもらいました」「悔しくてたまらない」と正直な胸の内を明かしました。

 一方で、「まだまだ強くなれる」「もっともっと強くなりたい」「だから、私は挑戦し続けます」と前向きな思いとともに力強いコメントを残し、今後については、今週開催される「ゴルフ5レディス」をスキップして、9月5日に開幕する国内メジャー「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」が次戦となる意向を示した河本。

 最後に「みれいマネジャー、重いキャディーバッグを担いでサポートしてくれてありがとう」と感謝を伝えて締めくくったこの投稿には、「素晴らしい」「挑戦する姿が本当に励み」「日本のツアーでお会いできるのを楽しみにしています」「結ちゃんならもっともっと強くなれるよ!」「胸張って帰って来てください」など多くのコメントが寄せられています。

河本 結(かわもと・ゆい)

1998年8月29日生まれ、愛媛県出身。ツアーを席巻している「黄金世代」の一人。両親の影響で5歳からゴルフを始め、2018年にプロテスト合格。2019年の「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」でツアー初優勝を挙げる。24年「NEC軽井沢」で約5年ぶりとなる2勝目を手にした。弟はプロゴルファーの河本力。リコー所属。

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