「早藤キャディーへのリスペクト最高です」 松山英樹のバッグを担いだ代役キャディーの“粋”な振る舞いが話題に

PGAツアーの日本公式インスタグラムが更新。松山英樹(まつやま・ひでき)が優勝を手にした「フェデックス・セントジュード選手権」で、キャディーを務めた田淵大賀(たぶち・たいが)の“試合後”に取った行動が動画で公開されました。

「オーガスタでの早藤キャディーの一礼を再現」

◆米国男子プロゴルフ プレーオフ第1戦

フェデックス・セントジュード選手権 8月15~18日 TPCサウスウィンド(テネシー州) 7243ヤード・パー70

 PGAツアーの日本公式インスタグラムが更新。松山英樹のキャディーを急きょ代役で務めた田淵大賀の試合後の映像がアップされました。

PGAツアー日本公式インスタグラム(@pgatour_japan)より

PGAツアー日本公式インスタグラム(@pgatour_japan)より

 現地時間18日に最終日を迎えた、米ツアーの全3戦で行われるプレーオフシリーズ初戦「フェデックス・セントジュード選手権」。

 単独首位で出た松山は「70」とスコアを思うように伸ばせず苦しみながらも、2位と2打差をつける通算17アンダーで優勝。2月の「ジェネシス招待」に続く今季2勝目と、記念すべき米ツアー10勝目を達成しました。

 そんな中、PGAツアーの日本公式インスタグラムに1本の動画がアップ。パスポートを盗まれ帰国を余儀なくされたエースキャディー・早藤将太に変わって松山のバッグを担いだ田淵の“とある”行動が収められています。

 松山が優勝を決めた後、記念にピンフラッグを持ち帰る田淵。「あっ」と何かを思い出したように立ち止まると、「これをしないとね」と英語でつぶやき、次の瞬間、脱帽するとカメラに向かって一礼。まぶしい笑顔を見せました。

 投稿では「オーガスタでの早藤キャディーの一礼を再現」と紹介されているように、この行動は松山が日本人男子初の海外メジャー優勝を果たした2021年の「マスターズ」で、早藤が取った行動のオマージュ。早藤が18番のピンを挿した後に脱帽し、コースに向かって一礼した映像がSNSで拡散され、海外でも絶賛されたという経緯があります。

 この投稿には「早藤キャディーへのリスペクト最高です」「松山プロを支えてくれてありがとう!」「おめでとうございます! 大役お疲れさまでした」などのコメントが届き、松山の偉業を支えた田淵のもとへも多くの温かい声が寄せられました。

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