珍しいミスに苦笑い=三浦璃と木原、課題と収穫―NHK杯フィギュア

ペアのフリーで演技する三浦璃来(左)、木原龍一組=9日、東京・国立代々木競技場



ペアのフリーで、三浦璃と木原に珍しいミスが出た。2人で組んで回るペアスピンで、木原がつまずき片足を着いた。ペアを組んで初のミス。演技後に思わず顔を見合わせ、苦笑いした。「スピンがなくなった時点で厳しいかな」という木原の予想通り、結果は2位。GP連勝はならなかった。
木原の腰のけがを経て今季が本格的な復帰シーズン。ミスを引きずらなくなったのが復帰後の2人の強み。今大会のSP、フリーとも細かいミスが出たものの演技をまとめた。フリーは優勝した第1戦スケートアメリカよりも高い点数をマーク。収穫もあった。
会場で演技を見ていた振付師がノートに反省点を書き上げていたという。2季ぶりに進出が決まったファイナルまでまだ時間がある。三浦は「今回見つかった課題をきちんとクリアしていきたい」と意気込んだ。




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