長岡柚奈、森口澄士組、SP60・32点で5位「目標の60点台を超えられた」自己ベスト大幅更新で成長示す

ペアのショートプログラムで演技をする長岡柚奈、森口澄士組(カメラ・今成 良輔)

◆フィギュアスケート ▽グランプリ(GP)シリーズ 第4戦・NHK杯 第1日(8日、東京・国立代々木競技場)

 ペアのショートプログラム(SP)が行われ、「ゆなすみ」こと長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)は、自己ベストの60・32点で5位発進した。

 最後のスピンは惜しくもGOE(出来栄え点)がマイナス評価となったが、その他は大きなミスなく、堂々と演技。サイドバイサイドの3回転ループや、スロー3回転ループを決めた。

 結成2季目の2人は、着々と成長を続け、自己ベストを一気に4・4点も更新。長岡は、「SPは60点台に乗ることが目標だった。点数乗れたのはうれしかった」と喜び、森口も「目標の60点台を超えられて、出来は悪くなかった。練習してきたところを出せたのが良かった」とうなずいた。

 憧れの先輩「りくりゅう」こと三浦璃来木原龍一組(木下グループ)は、今大会71・90点で首位発進。「りくりゅう先輩は2人ともポジティブ。その瞬間に感謝していることが素晴らしい」と森口。世界トップで戦う先輩の姿を目に焼き付け、自分たちも、進化していく。

 ペアのフリーは9日に行われる。

ジャンルで探す