りくりゅう、GP2連勝で2季ぶりファイナルへ フリーに向け順調な最終調整 午後3時9分に登場

笑顔で調整するペアの三浦璃来、木原龍一組(カメラ・今成 良輔)

◆フィギュアスケート ▽グランプリ(GP)シリーズ 第4戦・NHK杯 最終日(9日、東京・国立代々木競技場)

 ペアのフリーに向けた練習が午前に行われ、ショートプログラム(SP)は71・90点で首位発進の三浦璃来木原龍一組(木下グループ)が最終調整。曲をかけた練習では、スロージャンプや安定したリフトを披露。曲掛け後も、木原が3連続ジャンプを降りるなど入念に確認した。

 GP第1戦スケートアメリカを制した“りくりゅう”は、木原の腰痛の影響などで欠場が続いた昨季から復活し、今大会が約1年7か月ぶりの国内での試合。SPではジャンプでミスが出たものの「引きずることなくまとめ切れたのは、復帰して成長できた点(木原)」と、70点台の演技にうなずいていた。観客席では多くの2人のバナーが掲げられ、三浦も「観客の皆さんがすごく温かくて、滑っていてとてもうれしかった」と笑顔で語っていた。

 スケートアメリカから2連勝で、12月のGPファイナル(フランス)出場を目指す“りくりゅう”。フリーは最終滑走で、午後3時9分に登場する。

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