三浦璃と木原、貫禄示す=NHK杯フィギュア

ペアのショートプログラム(SP)で演技する三浦璃来(上)、木原龍一組=8日、東京・国立代々木競技場



ペアは三浦璃、木原組が貫禄を示し、SPで首位に立った。木原が三浦を頭上に投げて回転させるツイストリフトでは高さのある演技で会場を沸かせ、1.95点の出来栄え点(GOE)を獲得。リズムを合わせて跳ぶ3回転トーループで着氷が乱れたこともあり、演技後は首をかしげる場面もあったが、70点台に乗せた。三浦は「ミスがあっても、そこからリカバリーすることができたのでよかった」。自分を納得させるように話した。
疾走感あふれるプログラムは、新しい振付師の下、これまでと違うイメージを求めて取り組んできた。木原は「1試合ごとにどんどん作り込めてきている」と自信を深めた様子だった。



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