宗山、金丸ら競合か=24日ドラフト会議―プロ野球

プロ野球ドラフト会議は24日、東京都内で開かれる。プロ志望届を提出した高校生159人、大学生162人と社会人選手らが対象。1位指名が重複した場合は抽選となる。
事前に1位指名を公表したのは広島のみ。地元の広陵高出身で、遊撃の守備と巧みな打撃の評価が高い宗山(明大)が1位と明かした。他の球団も候補に挙げており、競合は必至だろう。宗山と共に、3月の日本代表「侍ジャパン」強化試合でメンバーに選ばれた左腕の金丸(関大)、右腕の中村(愛知工大)、強打者の西川(青学大)も複数球団が指名する可能性がある。高校生は今朝丸(兵庫・報徳学園高)、柴田(福岡大大濠高)の両投手らが上位指名候補だ。
今年は、1位指名は決まっていても公表しない球団が多い。ソフトバンクの永井編成育成本部長は「言うメリットがない」と話す。公表は他球団をけん制する意味が大きいことを考えると、一部の選手に指名が集中する展開も予想される。
指名は1位のみ入札で、2位はレギュラーシーズンの順位を基にパ6位の西武、セ6位の中日、パ5位オリックス、セ5位ヤクルトと下位球団から順に指名。3位はセ1位巨人、パ1位ソフトバンクと上位から指名していく。

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