大谷、感情爆発のアーチ=初めてのプレーオフで―米大リーグ・ドジャース

ドジャースの大谷は打球の行方を確認すると、バットを投げて感情を爆発させた。3点を追う二回2死一、二塁。スタンドから「MVP」コールが起こる中、高めの約156キロを豪快に振り抜いた。試合を振り出しに戻す右越え3ランで、本拠地のファンは総立ちで熱狂した。
同僚の山本が地区シリーズの開幕投手を任されたが、一回に3失点。嫌なムードが漂う状況で、チームを励ます貴重な一発になった。
6年間過ごしたエンゼルスではプレーオフの経験がなく、メジャー7年目で初出場。「こういう舞台でプレーしたいという思いでやってきた。(緊張より)楽しみだなという方が、どちらかというと大きい」と話していた大谷。緊張感のある短期決戦の初戦で、2年連続本塁打王の本領を発揮した。(ロサンゼルス時事)

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