小祝さくら5差8位浮上も自己採点は「65点」 モチベーションは高級便器

2番、パーパットを決めてギャラリーの声援に応える小祝さくら(カメラ・馬場 秀則)

◆米女子プロゴルフツアー TOTOジャパンクラシック 第2日(1日、滋賀・瀬田GC=6616ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、15位から出た小祝さくら(ニトリ)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算8アンダーでトップと5打差の8位に順位を上げた。「スコアは伸ばしたけど、あまり感触はよくなくて。パットとアプローチはすごくいい感じで打てているので、あとはショットかなっていう感じ」と振り返り、自己採点は「65点」と辛めだった。

 12番で3メートルのパーパットをねじ込み、14番でグリーン手前15ヤードからの第3打を直接放り込むなどショートゲームが好調。続く15番パー3では第1打をピッチングウェッジで1メートルにからめ、連続バーディーとした。

 コースで英語が飛び交う環境にも、マイペースでプレーを続けている。「あまり変わる感じはなく今のところやっている。毎日1人日本語がしゃべれる選手がいるので。1人いるとすごく心強い」とほほえんだ。初日は渋野日向子と、2日目は笹生優花と笑みを交えながらのラウンドとなった。

 小祝にとっての今大会のモチベーションの一つは、優勝副賞の高級便器「ネオレストNX」だ。「デザインが珍しくて、いいなって。優勝してもらえたらうれしい」と目を輝かせた。「まだ2日あるので、残り2日伸ばせるように頑張りたい」。今季3勝目へ、じわりと上位に迫る。

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