愛工大名電の石見颯真はソフトバンクから5位指名 目標は近藤健介

ソフトバンクから5位指名を受け、「5」のポーズで記念撮影する愛工大名電高の石見颯真選手(前列中央)=2024年10月24日午後7時14分、愛知県春日井市熊野町、松本敏博撮影

(24日、プロ野球ドラフト会議)

 愛工大名電高(名古屋市)3年の石見颯真選手(18)は、ソフトバンクに5位で指名された。愛知県春日井市にある野球部の合宿所で部員らとともに中継を見守り、指名を受けると、緊張していた顔を一気にほころばせた。

 滋賀県出身。広角にはじき返す打撃を武器に、1年からチームの主軸として活躍した。内外野を守り、甲子園には春夏合わせて3度出場した。

 ソフトバンクは「一人ひとりの能力が高いチーム」。印象的な選手として近藤健介選手を挙げ、「右にも左にも長打が打てて、率を出せるバッターなので、目標にしたい」。

 倉野光生監督は「1年生から将来プロにいける素材と期待していた。認められたことが本当にうれしい」と喜んだ。(松本敏博)

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