巨人1位指名の18歳・石塚裕惺「ドキドキが止まらなかったが、やってやろうという気持ち」

 プロ野球のドラフト(新人選手選択)会議は24日、東京都内で行われ、巧打の遊撃手として評価の高い宗山塁内野手(21)(明治大)はソフトバンク、日本ハム、広島、楽天、西武の5球団から1位指名を受け、抽選の結果、楽天が交渉権を獲得した。

巨人に1位指名され、笑顔で記念撮影に応じる花咲徳栄高の石塚裕惺内野手(24日、埼玉県加須市で)=岩佐譲撮影

 最速154キロ左腕の金丸夢斗投手(21)(関西大)には巨人、阪神、DeNA、中日の4球団が競合し、中日が抽選を制した。2球団が1位指名した西川 史礁みしょう 外野手(21)(青山学院大)は、ロッテが交渉権を得た。

 巨人は金丸投手の抽選を外した後、U―18(18歳以下)日本代表の4番を務め、走攻守三拍子そろった石塚 裕惺ゆうせい 内野手(18)(埼玉・花咲徳栄高)を指名。西武との競合の末、阿部慎之助監督が当たりくじを引き当てた。石塚選手は「幼い頃からプロ野球選手になる夢を追い続け、この日を迎えてうれしい。ドキドキが止まらなかったが、やってやろうという気持ち」と笑顔で語った。

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