インテルMFムヒタリアン、2シーズン前のCL決勝を回想「再びそこに到達できると確信している」

ヘンリク・ムヒタリアン

 インテルに所属するアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンが、チャンピオンズリーグ(CL)への想いを告白した。21日、イタリア紙『コリエーレ・デラ・セラ』が同選手のインタビューを掲載している。

 現在35歳のムヒタリアンは、母国アルメニアのピュニク・エレバンでプロキャリアをスタート。その後はウクライナの名門シャフタールで頭角を表し、2013年夏にドルトムントへと加入した。ドイツの地では3年間で公式戦140試合出場41ゴール37アシストを記録しながら、2度のDFLスーパーカップ制覇に貢献。以降はマンチェスター・ユナイテッドアーセナル、ローマで活躍し、2022年6月からインテルに加わった。

 インタビューに応じたムヒタリアンは、クラブにとって13年ぶりの決勝進出を果たした2022-23シーズンのCLを回想。「誰もが僕たちにシティが4ゴールを決めると思っていた」と戦前の評判を振り返りつつ、「僕たちは本当に良いプレーをしたし、引き分けにも勝利にも値した」と手応えを口に。その上で、「あそこに戻るのは夢だ。たとえ2年前より道のりが険しくなったとしても、僕たちはそれを信じている。再びそこに到達できると確信している」とCLへの強い想いを明かしている。

 一方、今季の自身については、「経験も意欲もあるのに、スタートは最悪だった」と評価。しかし、「簡単ではないし予想もしていなかったけれど、また自分を取り戻してかなりうまくやっている。僕は自分自身に対してとても厳しいんだ」と復調に至ったことを強調した。

 また、所属する今季のインテルについては、「失点が多くチャンスを生かしきれていないのは理解しているが、昨シーズンのレベルに近づけるよう努力している。多くのチームがこのリーグで優勝したいと思っているし、僕たちもその中のひとつだ」とコメント。「失ってはいけないポイントを落としてしまったが、そうでなければすでに首位に立っていただろう。今シーズンはこれまでとは違うシーズンであり、もっと良い成績を残さなければならないことは分かっている。自信はあるよ」とさらなる順位浮上に向けて決意を燃やしている。

ジャンルで探す