ベンタンクール、差別発言で出場停止処分の可能性に言及「大体どうなるかは…」
トッテナムに所属するウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが、長期の出場停止処分を受ける可能性について言及した。14日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
ベンタンクールは今年6月、母国の人気番組『Por La Camiseta』に出演した際にユニフォーム交換に関する話題を振られ、「彼らは皆顔がそっくりだから、(渡すユニフォームは)ソニー(※ソン・フンミンの愛称)の従兄弟のものかもしれないよ」と発言。このコメントがSNS上で広まると、人種差別的発言であるとの批判が集まり、ベンタンクールはインスタグラム上でソン・フンミンへの謝罪をした。
ソン・フンミンが謝罪を受け入れたことで事態は収束に向かうかと思われたが、イングランドサッカー協会(FA)は一連の騒動を問題視。ベンタンクールの発言がFA規則E3.2にて定義された「極めて悪質な違反」に該当する可能性があるとして、9月に同選手を告発していた。
このことから、今後の動向には注目が集まっているが、直近の報道ではベンタンクールはFAから7試合の出場停止処分を受けることが報じられている。
そのような状況のなか、ウルグアイ代表の活動中にこのことについて聞かれたベンタンクールは「代理人から電話がかかってきて、今回の処分を知らされたと伝えられた。今のところ、クラブからは連絡がない。大体どうなるかはわかっていた。処分が出たので、代表チームで落ち着いていたい。その後、どれくらいで復帰できるかを見ていこう」とすでに処分について知らされていることを示唆した。
なお、現時点でこの処分はFAやクラブからは何も確認されていないものの、ベンタンクールが出場停止処分を受けることは決定的だと見られている。
11/15 15:58
サッカーキング