ベンタンクールに出場停止7試合 孫への人種差別発言で
【ロンドンAFP=時事】サッカーイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーでプレーするウルグアイ代表のMFロドリゴ・ベンタンクール(27)は18日、チームメートで韓国代表の孫興民(ソン・フンミン)に関する人種差別発言で、イングランドサッカー協会(FA)から国内戦7試合の出場停止と罰金10万ポンド(約1960万円)の処分を科された。≪写真は、イングランド・プレミアリーグ、トッテナム・ホットスパーのロドリゴ・ベンタンクール〈左〉と孫興民≫
ベンタンクールは6月、母国のテレビ番組で司会者から孫のユニホームを求められた際に、「ソニー(孫)の?ソニーのいとこのものかもしれないよ。みんな同じように見えるから」と発言。
孫には謝罪したが、FAは9月に「悪質な違反」としてベンタンクールを処分対象としていた。
ベンタンクールはリーグ戦では12月26日まで出場できず、マンチェスター・シティやチェルシー、リバプールとの試合を欠場することになるほか、リーグカップ準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦にも出られない。
ただし、ヨーロッパリーグのASローマ(イタリア)戦やグラスゴー・レンジャーズ(スコットランド)戦には出場できる。
今季はトッテナムで公式戦15試合に出場し、ここまで1ゴールを挙げている。【翻訳編集AFPBBNews】
11/19 16:59
時事通信社