ネイマールが2025年6月に古巣サントス復帰の可能性? クラブ幹部が交渉の存在を明かす

ネイマール

 アル・ヒラル所属のブラジル代表FWネイマールが2025年6月に古巣サントスに復帰する可能性があるようだ。10月31日、ブラジルのラジオ局『ジョーヴェン・パン』の番組内で、サントスのクラブ審議会副会長のオズバルド・ニコ氏が語った。

 現在32歳のネイマールは17歳で母国の名門サントスでプロデビューを果たすと同クラブで公式戦225試合に出場し136ゴール64アシストを記録するなどチームの象徴として活躍。2013年夏にバルセロナへ完全移籍加入し、4シーズンで公式戦通算186試合出場105ゴール76アシストという成績を残し、9つのタイトル獲得に大きく貢献した。その後はパリ・サンジェルマン(PSG)を経て、2023年夏にアル・ヒラルに加入。サウジアラビアのクラブはネイマール獲得のため8000万ユーロ(約133億円)をPSGに支払ったとされている。しかし、ネイマールはヒザの重傷による長期離脱もあり、中東の地ではここまで公式戦6試合の出場に留まっている。

 ネイマールとアル・ヒラルとの現行契約は2025年6月末に満了を迎える。1年間の延長オプションも付随しているが、契約延長しなかった場合、2025年1月から他のクラブと事前契約を結ぶことが可能となるため、去就に注目が集まっている。

 そんななか、ネイマールの古巣サントス幹部のパス氏がラジオ番組に出演し、「ネイマールは6月にサントスに来る。それが、我々が現在行っている会話だ」と発言。その後、番組司会者から「ネイマールはメッシのいるマイアミに行くのではないか?」と質問されても、パス氏は「彼はサントスに来る」と強調した。

 なお、サントスは昨シーズン史上初の降格を経験し、今シーズンはカンペオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル全国選手権2部)を戦い、今季残り4節を残して現在首位に立っている。

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