絶妙パス&決勝点のパーマーに賛辞の声相次ぐ「これまで見た中で最高のパスの一つ」
チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パーマーに賛辞の声が相次いでいる。27日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
プレミアリーグ第9節が27日に行われ、チェルシーはニューカッスルと対戦。18分にパーマーの絶妙なスルーパスから左サイドを突破したペドロ・ネトが折り返してニコラス・ジャクソンが流し込んで先制すると、32分には同点弾を許したものの、47分にパーマーが左足で強烈なシュートを叩き込み、このまま2-1で勝利を収めた。
昨季、チェルシー加入1年目ながら、プレミアリーグで最多得点関与数を記録し、年間最優秀若手選手賞を受賞したパーマーは、今季もここまで7ゴール5アシストを記録してチームに大きな貢献を果たしている。
そんなパーマーについてイギリスメディア『スカイスポーツ』で共同解説を務めた元イングランド代表MFアラン・スミス氏は先制点に繋がったパスが「今シーズン最高のパス」と絶賛したほか、元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は「この60ヤード以上のパスは今シーズンどころか、これまで私が見たプレミアリーグの中で最高のパスの一つだ。ニューカッスルの選手を2、3人置き去りにして、そのままネトにパスをしたんだからね」と感嘆した。
また、元アイルランド代表MFロイ・キーン氏も「この子を見るのが大好きだ。ボールを受けた時の意識も、何が起きるかを正確に把握できているけど、その上にあのパス。完璧なパスだ。ただ走るだけでいい。彼が見つけてくれるからね」と賛辞を送った。
さらに、この試合をスタンドで観戦していたチェルシーのレジェンドの一人として知られている元イタリア代表FWジャンフランコ・ゾラも「最初に気づくことはボールを受けた時、彼はすでに次に何をするかを考えていることだ。それはほんの一握りの選手しか持っていない資質だ」とパーマーの優れている点を挙げた。
なお、チェルシー加入2年目ながら、早くもそのゾラ氏と比較され始めているパーマーは「彼がFIFA(ビデオゲーム)でアイコンの選手なのは知っているので、彼が優秀だったのに違いない。正直言うと、彼のプレーはあまり見たことがない。でも、誰もが彼は素晴らしい選手だったというので、ありがたいことだね」と喜びを口にしている。
【ハイライト動画】チェルシーvsニューカッスル
10/28 09:50
サッカーキング