パーマー活躍の理由とは? チェルシー指揮官「子どものように楽しんでいる」
チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、昨夏の加入後大活躍を見せているイングランド代表MFコール・パーマーに言及した。16日、クラブ公式サイトが伝えている。
昨夏にU-8時代から所属したマンチェスター・シティを離れ、チェルシーに加入した現在22歳のパーマーは、すぐにスタメンの座を掴み取ると、昨季は公式戦48試合出場で27ゴール15アシストを記録し、リーグ年間最優秀若手選手賞やチェルシー内での最優秀選手賞など数多くの個人賞を受賞した。
今季もここまでプレミアリーグで7試合に出場し、6ゴール5アシストを記録する活躍を見せており、9月のプレーヤー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀選手)を受賞している。なお、マレスカ監督も9月のマネージャー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀監督)に輝いている。
そんなマレスカ監督はかつてマンチェスター・シティでコーチを務めていたことから、以前からパーマーを知っているが、なぜ同選手がチェルシーでこれほど成功できているのか、その秘訣について聞かれると、「彼の一番いいところは、このような賞(月間最優秀選手)をもらっても変わることなく、いつも同じで謙虚な人間であるところだ」と語りながら、次のように続けた。
「彼は子どものようにフットボールを楽しんでいる。これが彼にとって一番いいことだ。どれだけフットボールを楽しんでいるか見ることはできるだろう。彼は子どものようで、いつもボールを欲しがってプレーし、楽しみたがる。とても幸せそうだ。練習でもわかるように、彼はいつもボールの周りに一番にいて、ボールを欲しがる。それが主なポイントだろうね」
また、リーグ戦7試合で11得点に絡んでいるパーマーの活かし方について尋ねられたマレスカ監督は、様々なポジションで起用することができるものの、大事にしていることについて明かした。
「彼は様々なポジションでプレーすることができる。なぜなら、ボールを扱うのがとても上手だからね。ワイドでも、中央でも、9番でもプレーできる。現時点では中央の一つのポジションで起用しようとしているけど、それは私たちのゲームプラン次第でもある。時にはブライトン戦で何度もやったように彼を少しワイドに動かすこともあるからね」
「ただ、私たちは彼にフットボールを楽しむ機会を与えようとしている。なぜなら、彼にとってはそれが一番重要なことだからだ」
プレミアリーグ第7節終了時点で4勝2分け1敗で4位につけているチェルシーは次戦、20日にアウェイで首位リヴァプールとの対戦を迎える。
10/17 16:05
サッカーキング