「ラウタロはバロンドールに値する?」 記者からの質問にインテルのインザーギ監督の答えは…
インテルを率いるシモーネ・インザーギ監督が、27日に行われるセリエA第9節ユヴェントス戦の前日記者会見に出席。同クラブに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスがバロンドールに値するかについて語った。26日、アルゼンチンメディアの『オレ』が報じた。
現在27歳のラウタロは、母国アルゼンチンのラシンでプロキャリアをスタート。2018年7月に自身初の移籍でインテルへと加わった。加入1年目こそ途中出場が目立ったものの、2年目からはレギュラーに定着。これまで公式戦292試合出場133ゴール46アシストを記録し、2度のセリエA制覇など計6個のタイトルをクラブにもたらした。また、アルゼンチン代表としても公式戦68試合出場30ゴール7アシストを記録中。今夏に開催されたコパ・アメリカ2024では5ゴールを挙げて得点王に輝き、母国の2連覇に貢献した。
昨シーズンはインテルでクラブ史上20回目のセリエA優勝を果たし、アルゼンチン代表としても南米制覇を達成したラウタロ。世界トップクラスのストライカーとして活躍する昨季のセリエA得点王は、2024年男子バロンドール候補者の30名に選出された。
そんなラウタロがバロンドールに値するかという質問が記者から出ると、インザーギ監督は「もちろんだ」と回答。
しかし続けて、「けれど私なら、インテルの選手全員の近年の功績を称えるため、チーム全員にその賞を与えるだろう。ラウタロはこれまで成し遂げてきたことをするために自分の道を歩み続けなければならない。また、チームメイトは彼が得点を奪えるように協力する必要がある」とラウタロの活躍はチームメートのサポートにより作り出されているとの見解を示した。
10/27 01:12
サッカーキング