17歳ヤマルを絶賛も…J・アルバ、同僚メッシとの比較論には「レオのような選手は他にいない」

(左)ラミン・ヤマルと(右)リオネル・メッシ

 インテル・マイアミに所属する元スペイン代表DFジョルディ・アルバが、バルセロナ時代からの同僚であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて言及した。24日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 現在35歳のアルバは2012年から11年間に渡り、バルセロナで左サイドバック(SB)を主戦場に活躍。同クラブの象徴的存在だったメッシとも好連携を築いて数多くのゴールを演出し、合計18個のタイトル獲得に貢献した。昨年夏にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミへ移籍し、ここまで公式戦48試合の出場で6ゴール17アシストをマークしている。

 また、アルバと時を同じくしてインテル・マイアミへ加入したメッシは、お馴染みの「10番」を背負い、チームの中心選手として活躍。昨シーズンのリーグス・カップでは10ゴールを挙げて得点王に輝き、初優勝に大きく貢献。今シーズンはMLSでここまで19試合に出場し20ゴール10アシストをマークしている。

 37歳となり、アメリカに活躍の場を移してもなお、輝きを放ち続けているメッシ。アルバは同選手が2024年のバロンドール候補30名に名を連ねなかったことについて触れつつ、次のように持論を展開している。

「レオ(メッシ)は彼に与えられ得るすべての賞に値すると思う。間違いなく世界最高の選手だと思うし、少なくとも僕にとってはそうだ。アルゼンチン代表としても違いを生み出し続けている。きっとこれからもタイトルを獲得し続けるだろう。賞を取らなかった場合、それは投票した人々の判断にはなるが、僕にとっては彼が世界最高だよ」

 また、アルバは古巣で躍動するスペイン代表FWラミン・ヤマルについても言及。昨年4月にクラブ史上最年少でラ・リーガデビューを果たした17歳は、かつてメッシも背負った出世番号「19」を今シーズンから着用。ハンジ・フリック新監督の下でここまで公式戦13試合に出場し5ゴール7アシストをマークするなど躍動している。アルバはメッシについても触れつつ、ヤマルについて次のようにコメントした。

「僕がバルセロナにいた時、彼はすでにトップチームでトレーニングを積み、ベティス戦でデビューを飾った。彼が大きく成長したのは明らかで、17歳の青年がやっていることとしてはクレイジーだよ。結局のところ、レオはレオだし彼のような選手は他にいない。だから比較してはいけないよ。彼(ヤマル)は素晴らしいシーズンを過ごしており、17歳にとって簡単ではない役割を担っている。これからも学び続け、サッカーを楽しんでくれることを願っている」

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