初のJ2降格…鳥栖の小柳代表取締役が誓い「必ず1年でこの舞台に戻れるようにクラブ一岩となって戦う」

 サガン鳥栖のJ2リーグ降格が決定。運営法人である株式会社サガン・ドリームスの小柳智之代表取締役が、クラブ公式サイトを通じて声明を発表した。

 鳥栖は19日の2024明治安田J1リーグで京都サンガF.C.との直接対決で敗戦。さらに、柏レイソル湘南ベルマーレも勝ち点を獲得したため、勝ち点「26」で最下位に沈む鳥栖は、4試合を残して降格圏の18位以下が決定した。

 2012シーズンのJ1リーグ初挑戦以降、苦しい台所事情のなかでも一度も降格することなくトップリーグを生き抜いてきた。しかし、相次いで主力が流出した影響もあり、今シーズンは序盤から低迷。8月に川井健太前監督を解任して木谷公亮テクニカルダイレクターが監督に就任したものの、新体制で1勝を挙げることもできないまま、クラブ史上初のJ2リーグ降格が決定した。

 小柳代表取締役は、「サガン鳥栖を応援頂いている皆様、いつも熱いご声援、ご支援ありがとうございます。本日の試合結果により、サガン鳥栖のJ2降格が決定致しました。クラブを代表し、この結果に対しまして深くお詫び申し上げます」と今季の結果をファン・サポーターに謝罪。1年でのJ1リーグ復帰を誓った。

「プロスポーツは勝ち負けが非常に大事であることは間違いありません。2024シーズンの苦しい経験を糧とし、必ず1年でこの舞台に戻れるようにクラブ一岩となって戦うことを約束します」

「サガン鳥栖の礎を築いた先人達の想いを見つめなおしつつ、これまで以上に、サガン鳥栖のエンブレムが、より輝きを放てるよう、まずは残りのリーグ戦を一戦一戦、大事に戦い抜きます。これからも熱いご声援を宜しくお願いします」

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