ザスパ群馬のJ3降格圏が確定…17位大分が勝利、残り6試合で逆転不可能に

 2024明治安田J2リーグ第33節が28日に行われ、17位大分トリニータ藤枝MYFCに2-0で勝利。この結果、最下位ザスパ群馬はJ3リーグ降格圏でのフィニッシュが確定した。

 大分は2人の退場者を出した藤枝を下し、7試合ぶりの白星で勝ち点「36」に到達。勝ち点「17」の群馬は29日にホームでのロアッソ熊本戦を控えているが、残り6試合で勝ち点差「19」の大分を逆転することが不可能となり、群馬は自動降格圏の18位以下が決まった。

 先日発表された2025シーズンのJ1・J2クラブライセンス交付結果により、FC大阪もJ2ライセンスを取得し、Jリーグに加盟する全60クラブがJ2ライセンス以上を取得。現時点ではJ3リーグの最終順位に関わらず、群馬のJ2リーグ残留は不可能だ。なお、J3リーグで昇格プレーオフ圏と勝ち点差「12」の16位AC長野パルセイロは唯一の停止条件付き交付となったが、同クラブは停止条件について「年内を目処に解消予定」と声明を発表している。

 クラブ呼称やエンブレムを変更して臨んだ2024シーズンは開幕6戦未勝利のスタートとなり、第7節で初勝利を挙げた後も成績は好転せず、5月に大槻毅前監督を解任。武藤覚監督の就任後も成績は好転せず、第23節まで15戦勝ちなしが続いた。第24節以降の9試合も1勝2分6敗と最下位からの脱出は叶わず、2019シーズン以来のJ3リーグ降格が決定的となった。

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