ナポリFWシメオネ、今夏から指揮を執るコンテ監督に感嘆「彼は本当に父のディエゴを思い出させる」

ジョバンニ・シメオネ

 ナポリに所属するアルゼンチン代表FWジョバンニ・シメオネが、同クラブの指揮官を務めるアントニオ・コンテ監督について言及した。16日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が『ラジオCRC』に出演した同選手のコメントを伝えている。

 ここまで7試合を消化したセリエAで5勝1分1敗を記録し、2年ぶりの国内制覇に向け首位スタートを切っているナポリ。その原動力のひとつとなっているのが、今夏からクラブの指揮を執るコンテ監督の存在だ。これまでユヴェントスインテルで計4度のセリエA制覇を経験してきたイタリア人指揮官は、新戦力であるベルギー代表FWロメル・ルカクやスコットランド代表MFスコット・マクトミネイらをチームに順応させながら勝ち点の積み上げに成功している。

 そんななか、ジョバンニ・シメオネがコンテ監督について言及し、「監督はナポリに100パーセント集中している」とコメント。「彼は本当に父のディエゴを思い出させる」と同選手の実父でありアトレティコ・マドリードの指揮官を務めるディエゴ・シメオネ監督との比較を展開した。

 その理由については、「なぜなら彼(コンテ監督)は心の中にサッカーとゲームに対する情熱を秘めている」と説明。続けて、「彼はすべてを見ていて、すべてを感じ取っている。これは彼の経験と何時間もサッカーを見てきたことの両方からきている。いつ攻撃し、いつ守るべきかがわかる。これが偉大な監督の資質だ」と称賛を口にしている。

 また、今夏から同僚となったルカクに対しても絶賛。「ロメルは本当に印象的だった。もちろん選手としてのロメルは何年も前からよく知られているが、僕は彼の人間性に感銘を受けたんだ」と明かしつつ、「彼はとても聡明だし素晴らしいチームメイトで、いつも他の人を助けようとしている。そのため、彼は偉大な選手であると同時にリーダーでもある」と同選手の重要性を強調した。

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