豪州代表、事故渋滞に巻き込まれ18時46分に埼スタ入り…キックオフ時間変更を要望もAFCが拒否

 FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第4節が行われ、日本代表とオーストラリア代表が対戦。試合は1対1のドロー決着となり、勝ち点1を分け合った。

 オーストラリアメディア『シドニー・モーニング・ヘラルド』は、オーストラリア代表を乗せたバスが渋滞に巻き込まれ、スタジアム到着が大幅に遅れたことを伝えている。『シドニー・モーニング・ヘラルド』のビンス・ルガリ記者は「交通渋滞のため到着まで2時間以上かかった。フィールドプレーヤーがウォーミングアップに姿を現したのは、試合開始30分前を切った頃だった」と説明。また同オーストラリアメディアの『news.com.au』も事故渋滞による影響で「オーストラリア代表の試合前の準備は大きく損なわれた」と伝えている。オーストラリアは18時46分にスタジアム入りし、急ピッチで試合に向けた準備を進めたようだ。

 到着が遅れたことを受けてオーストラリアサッカー協会はキックオフ時間を遅らせるように要望したが、主管のアジアサッカー連盟はこの要望を拒否し、試合は予定通り19時35分にキックオフした。なお、『シドニー・モーニング・ヘラルド』の記事では「オーストラリアサッカー協会と日本協会はともに試合開始時間を遅らせることを希望した」と伝えているが、日本サッカー協会側は「AFCから試合開始を遅らせることなく、予定通り進めるように指示があったので従った」と説明している。

【ハイライト】日本代表 vs オーストラリア代表

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