バルセロナが長田澪を注視!? “正守護神”テア・シュテーゲンの代役確保もGKのリストアップ継続か

長田澪

 バルセロナは、複数のGKに興味を示しているようだ。13日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 先月下旬のビジャレアル戦で、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが重傷を負ったバルセロナ。絶対的守護神のシーズンアウトが確実視されたことを受けたブラウグラナは、第2GKイニャキ・ペーニャとともに、同選手の代役を務める選手として、昨シーズン限りで現役を引退したGKヴォイチェフ・シュチェスニーと契約を締結した。

 そんなバルセロナだが、来るべき移籍市場に向けてGKのリストアップを継続させているようだ。『ムンド・デポルティーボ』によると、大前提として、デコSD(スポーツディレクター)らは前述した2名の守護神と、テア・シュテーゲンの状態を見極めつつ、今後同ポジションの補強が必要だと判断した場合に動けるように、クラブ内外を問わずに複数選手を注視しているという。すでに候補には、ディオゴ・コスタ(ポルト)、ジョアン・ガルシア(エスパニョール)、アルバロ・バジェス(ラス・パルマス)といった実力者の他、ラ・マシア期待の18歳ディエゴ・コッヘンも挙がっていることを明らかにした。

 また、ブレーメンに所属するミオ・バックハウスこと長田澪もそのひとりとのこと。『ムンド・デポルティーボ』は、「GKに関しては、ハンジ・フリックのセンスも見逃せない。同指揮官はケイラー・ナバスよりもシュチェスニーを好み、獲得を推し進めた」と前置きしつつ、「将来を見据えた時、彼がよく知っているドイツ人GKがいる。ブレーメンのミオ・バックハウス(20歳)だ。昨シーズンはレンタル先のフォレンダムのゴールを守り、オランダリーグ最優秀GKに選出された」と紹介。ドイツ人と日本人の両親を持つ守護神のバルセロナ加入の可能性について触れた。

 10年近く不動の地位を確立したテア・シュテーゲンを欠いた今、バルセロナのゴールマウスの下にスポットライトが当たっている。

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