ハーランド、アーセナル戦での“ボール投げつけ”について沈黙を破る「ピッチで起きたことはピッチに留まる」

アーリング・ハーランド、ガブリエウ・マガリャンイス

 マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、アーセナル戦での一幕について言及した。9日、イギリス紙『デイリー・メール』が同選手のコメントを伝えている。

 騒動の発端は、先月22日に行われたプレミアリーグ第5節のマンチェスター・シティvsアーセナルで発生。今季のプレミアリーグ優勝候補と目される両クラブの一戦は、前半から激しい展開となる。9分にハーランドが先制点を挙げると、アーセナルも22分にリッカルド・カラフィオーリが鮮やかなミドルシュートを沈めて同点に。前半アディショナルタイムにはガブリエウ・マガリャンイスのヘディングでアーセナルが逆転するが、退場者を出したマンチェスター・シティが終了間際に追いついて2-2のドローに持ち込んだ。

 ハーランドの行動が問題視されたのは、90+8分のジョン・ストーンズによる得点直後のシーン。タイムアップ直前に追いついた興奮からか、ハーランドはゴールインしたボールを直ぐさま回収し、失点を悔しがるガブリエウの後頭部に向けボールを投げつけた。

 多くの有識者などから批判を浴びたハーランドだったが、今回初めて一連の騒動について言及。自身の行動に対する後悔の有無を問われた同選手は、「人生で後悔することはあまりない」と自らの考えを明確に主張した。さらに、「あの試合では、興奮した勢いで様々なことが起きてしまった」とコメント。「ピッチで起きたことはピッチに留まる。そういうものなんだ」と見解を示している。

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