レヴァンドフスキ、今季ここまで5大リーグ最多の12得点を記録!…アラベス戦では32分でハット達成
“新生”バルセロナが圧倒的な攻撃力を見せつけ、好調を維持している。
クラブの“レジェンド”シャビ・エルナンデス氏と決別し、今夏にハンジ・フリック監督を迎えたバルセロナ。ライプツィヒから獲得したスペイン代表MFダニ・オルモの登録が遅れるというトラブルにも見舞われたものの、ラ・リーガでは7シーズンぶりの開幕7連勝を達成。チャンピオンズリーグ(CL)含めた全公式戦でここまで9勝2敗という成績を収めており、全11試合で積み上げたゴール数は「34」となっている。
とりわけ存在感を放っているのが4-2-3-1の最前列に入るポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキだ。在籍3年目の今シーズンはラ・リーガ開幕節のバレンシア戦でいきなり2得点を挙げると、ここまで公式戦11試合の出場で12ゴールをマーク。直近で行われたアラベス戦では32分までにハットトリックを達成し、チームの勝利に大きく貢献した。
データサイト『Opta』によると、試合開始からわずか32分間でのハットトリック達成は、元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏、元スペイン代表FWの故フスト・テハダ氏、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(現:インテル・マイアミ)に次ぐラ・リーガ史上4番目に早い記録だという。また、アラベス戦での3得点により開幕からの通算ゴール数を「12」に伸ばしたレヴァンドフスキだが、これはマンチェスター・シティ所属のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドらを抑え、今シーズンの欧州5大リーグ所属選手における最多記録となっているようだ。
フリック監督はアラベス戦後にレヴァンドフスキについて「彼はボックス内において最高のプレーヤーだ。ゴール数も非常に多く、やっていることは素晴らしい。彼にとってもチームにとっても喜ばしいことだ。私はチーム全体に着目したいと思う。なぜなら、チーム全員のおかげで彼がこのような数字を残せているからだ」とコメント。バイエルン時代にも共闘した“得点源”のパフォーマンスを称賛した。
バルセロナはインターナショナルウィーク後の初戦でセビージャと戦い、その後はチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦、そして宿敵レアル・マドリードとのエル・クラシコが控えている。欧州屈指の強豪との2連戦でレヴァンドフスキはどのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。活躍に期待がかかる。
10/07 20:03
サッカーキング