グリーズマン、ラ・リーガ通算500試合出場を達成!…スペイン人以外では史上2人目の快挙

アントワーヌ・グリーズマン

 アトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、ラ・リーガ通算500試合出場を達成した。

 現在33歳のグリーズマンは2005年夏にレアル・ソシエダの下部組織へ加入し、2009年9月に18歳でトップチームデビューを飾った。その後、2014年夏にアトレティコ・マドリードへ加入し、2019年夏にはバルセロナへの移籍を決断したものの、約2年後に復帰。以降は現在に至るまでディエゴ・シメオネ監督率いるチームの主軸として活躍しており、ここまで公式戦通算398試合の出場でクラブ歴代1位の184ゴールをマークしている。

 そんなグリーズマンは、現地時間29日に行われたラ・リーガ第8節レアル・マドリード戦にもフル出場。これにより、ラ・リーガでの通算出場試合数が大台の「500」に到達した。データサイト『Opta』によると、グリーズマンはこの大記録を達成した史上14人目の選手とのこと。また、スペイン人選手を除くと、かつてバルセロナで長く活躍したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(現:インテル・マイアミ)に次いで史上2人目の快挙だという。

 グリーズマンの500試合の内訳を見ると、レアル・ソシエダで141試合、バルセロナで74試合、アトレティコ・マドリードで285試合となっている。なお、ラ・リーガ最多出場を誇るのはアスレティック・ビルバオやバルセロナ、バレンシアなどで活躍した元スペイン代表GKアンドニ・スビサレッタ氏と、ベティスやバレンシア、マラガでプレーした元スペイン代表MFホアキン・サンチェス氏で記録は通算「622」試合。メッシが持つ外国人選手としての最多記録は「520」試合となっている。

 グリーズマンにとっての“メモリアル・マッチ”となったマドリード・ダービーはスコアレスで前半を終えると、64分にエデル・ミリトンのゴールでレアル・マドリードが先制。その直後、古巣対戦となったレアル・マドリードのベルギー代表GKティボー・クルトワに対し、一部のサポーターが物を投げ込んだことで試合は一時中断となった。最終的には90+5分にアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアがネットを揺らし、アトレティコ・マドリードがドローに持ち込んでいる。

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