GKテア・シュテーゲンは右膝膝蓋腱を負傷…断裂なら約8カ月でシーズンアウトの可能性も

マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン

 バルセロナの主将GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンは、シーズンアウトの可能性もあるようだ。22日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 今シーズンからバルセロナのカピタンに就任したテア・シュテーゲンは、22日に行われたラ・リーガ第6節ビジャレアル戦でもゴールマウスを守ると、イエローサブマリンの攻撃陣を最少失点に抑えていた。しかし前半44分頃、空中でハイボールを処理し着地した際に右膝を負傷。途中交代を余儀なくされていた。

 当該シーンでは敵味方関係なくメディカルを要請していた他、テア・シュテーゲンの表情や仕草からもケガの程度が深刻なのは明らかだったが、スペイン『マルカ』によると、右膝の膝蓋腱を完全断裂した可能性があるとのこと。この最悪の予想が的中した場合、離脱期間は約8カ月が見込まれ、2024-25シーズン中の復帰は難しいものになることを明らかにしている。

 また『マルカ』は、最初の検査で負傷箇所が右膝膝蓋腱であることが判明した一方で、断裂しているかはより精密な検査結果を待つ必要があると指摘した。なお試合後、ジョアン・ラポルタ会長がテア・シュテーゲンの正確な負傷状況は明らかにしなかったものの、問題はそこにあったことを認めたと併せて伝えている。

 ビジャレアルを5-1で撃破し、開幕6連勝を達成したバルセロナ。2位レアル・マドリードと4ポイント差の首位を走っている中、絶対的守護神かつ新カピタンの重傷が、好調なチームに大きな翳を落としている。

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