長期離脱は回避か…スペイン代表活動中に左足首負傷のソシエダ主将、復帰までに約6〜8週間?

ミケル・オヤルサバル

 スペイン代表を負傷離脱したFWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)だが、懸念されていたほどの深刻なケガではないようだ。10日付で、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 オヤルサバルは、5日に行われたUEFAネーションズリーグのリーグAグループ4第1節セルビア戦で負傷。スタジアムを後にする際には、松葉杖をついていたことが目撃されると、翌6日の検査で左足首の重度の捻挫と診断を受けた。これに伴い、スペイン代表から離脱し、レアル・ソシエダに戻っていた。

 そんな中で、スペイン紙『マルカ』は、それほどの深刻なケガではないかもしれないと指摘。当初は複数メディアが長期離脱の可能性を示唆した他、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督も「状態はあまりよくない」と不安を募らせていたが、重傷は回避したとのこと。それでも、復帰までに6週間から8週間を要するグレードⅢに相当し、その間に行われる公式戦7試合を欠場することが見込まれていることを明かした。

 ただ報道によると、懸念されていたじん帯やじん帯結合部の損傷は確認されなかったという。そのため、左足首の捻挫自体は重度なものの、リハビリでの感触が良ければ、同選手の復帰が早まる可能性は十分にあると併せて伝えている。

 主力選手の退団と負傷が相次ぎ、ラ・リーガ開幕4試合を1勝1分2敗と負け越すなど、苦戦が続いているレアル・ソシエダ。主将の長期離脱は免れたものの、代表ウィーク明けの1カ月が正念場となりそうだ。

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