リヴァプール史上26年ぶりにプレミア初陣白星…スロット監督「さらにいい準備を」

アルネ・スロット監督

 リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、今夏の就任後初の公式戦を振り返った。17日、クラブ公式サイトが伝えている。

 プレミアリーグ第1節が17日に行われ、リヴァプールはイプスウィッチと対戦。60分にモハメド・サラーの折り返しにディオゴ・ジョッタがゴールを決めて先制すると、65分にはサラーが自ら追加点を挙げ、2-0で白星スタートを飾った。

 データサイト『OPTA』によると、この試合に勝利したスロット監督は、1998年8月のジェラール・ウリエ氏以来、プレミアリーグが創設されてからリーグデビュー戦で勝利を収めたリヴァプール史上2人目の指揮官になったという。

 長期政権を築いたユルゲン・クロップ前監督の後任として今夏フェイエノールトからリヴァプールに就任を果たしたスロット監督は試合後、プレミアリーグでの指揮デビューとなったイプスウィッチ戦について次のように振り返った。

「私がここに就任したとき、いろいろなことを言われたが、その一つはユルゲンが12時30分キックオフの試合を嫌っていたことだった。そして、今日チームは前半の試合に入れていなかったので、12時30分キックオフを嫌っていた理由がわかった」

「そして2番目に言われたことはプレミアリーグに簡単な試合はないということで、今日はそれも示していた。新しく昇格したチームが今日の前半のように戦い抜くことになれば、彼らは私たちをとても困難な状況に陥らせるだろう」

「おそらくこれからもっと多くのことが起きる。だからこそ、これから数週間のように、チームと協力して今日よりもさらにいい準備をできる週を持つことが私たちにとっては重要だ。なぜなら、前半は十分ではなかったからね。でも、後半は本当にいいパフォーマンスだったと思う」

 白星スタートとなった新体制のリヴァプールは次節、25日にホームでブレントフォードと対戦する。

【ハイライト動画】イプスウィッチvsリヴァプール

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