リヴァプール指揮官、終盤のみ出場の遠藤航への信頼を強調「必要とする選手の一人」

遠藤航

 リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、日本代表MF遠藤航への信頼を強調した。25日、クラブ公式サイトが伝えている。

 プレミアリーグ第2節が25日に行われ、リヴァプールはブレントフォードと対戦。13分にルイス・ディアスのゴールで先制すると、70分にモハメド・サラーが追加点を挙げ、2-0で勝利を収め、連勝スタートを飾った。

 17日に行われた開幕節のイプスウィッチ戦(○2-0)はベンチ入りしたものの、出場機会がなかった遠藤は、ブレントフォード戦でもベンチスタートとなると、90+1分から途中出場をして今季初出場を果たした。

 それでも、出場時間はわずかに終わったことから、スロット新体制の下では序列が下がってしまっていることが明らかになっている遠藤。試合後、同選手がもっとプレーするためには何をしたらいいかと聞かれたスロット監督は「それは必ずしも選手自身のことではなく、彼が直面している競争についてのこともだ」と語りながら、遠藤もチームの重要な選手であることを強調した。

「私たちには多くの優秀な選手がいるように、優秀なMFもたくさんいる。私たちは遠藤のトレーニング方法に非常に満足しているけど、彼にはいい競争相手がいて、今日は3人のMF全員のいいパフォーマンスを見たと思う。だから、それは常に遠藤のことではなく、他の選手のことでもない」

「彼はシーズン中に私たちにとって重要になるだろう。なぜなら、私たちは彼ら全員を必要としているからだ。私たちは皆、シーズンがどれだけ長くなるか、何人の選手が必要になるかを知っている。そして、彼は今シーズンに必要とする選手の一人だ」

 開幕2連勝スタートを飾ったリヴァプールは次節、9月1日にアウェイでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。

【ハイライト動画】リヴァプールvsブレントフォード

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