エド・シーラン氏、プレミア昇格組イプスウィッチの少数株を取得!

エド・シーラン氏

 イプスウィッチは15日、エド・シーラン氏が同クラブの少数株を取得したことを発表した。

 現在33歳のエド・シーラン氏は『グラミー賞』4回受賞(14回ノミネート)を始め、多くの賞を受賞している人気シンガーソングライター。生まれてすぐにサフォーク州に移り住んだことも影響し、地元サフォーク州に本拠地を置くイプスウィッチの熱烈なサポーターであることでも知られ、2021年5月には当時イングランド3部所属だった同クラブのユニフォームスポンサーとなり、現在も男女トップチームのユニフォームスポンサーを務めている。

 今回の発表によると、エド・シーラン氏の総株式保有率は1.4パーセントとなり、少数株であることから、クラブの役員会に参加することはないという。それでも、契約の一環として、2024-25シーズンに向けてカスタマイズされた本拠地『ポートマン・ロード』にあるエグゼクティブボックスの長期利用が可能になったことも明らかになっている。

 少数株を取得したエド・シーラン氏はイプスウィッチのクラブ公式サイトで以下のように喜びのコメントを発表している。

「地元フットボールクラブのわずかな割合を購入できたことを本当に嬉しく思っている。応援しているクラブのオーナーになることはどのフットボールファンにとっても夢であり、この機会に感謝している」

「私は3歳の頃からサフォークに住んでいる。世界中を旅して、大都市では部外者のように感じることもあるけど、サフォークとイプスウィッチはいつも私をコミュニティーの一員として守ってくれていると感じている」

「イプスウィッチ・タウンのファンであることはとても嬉しいことだ。浮き沈みはあるけど、フットボールではいい時も悪い時も受け入れなければならない。私は議決権を持つ株主でも役員でもない。これは私が愛するクラブにいくらかお金を注ぎ、クラブがそのお返しをするだけだ。だから、選手獲得の提案やプレーの戦術などで私を責めないでください! 今週末にプレミアリーグが始まるを楽しみにしている。さあ、行こう!」

 2023-24シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)を2位で終えたことで、23シーズンぶりにプレミアリーグ復帰を果たしたイプスウィッチ。17日にホームで迎えるプレミアリーグ開幕節では日本代表MF遠藤航が所属するリヴァプールとの対戦を予定している。

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